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バーチャル戦争〜virtual war〜  作者: 未来郎
[第二章]『〜悲哀の雨&憤怒の業炎〜』
49/50

第49話:「連携」

〜前回のあらすじ〜

『漣の国』との戦争を終えて

休養を挟み、1週間後には次の戦争が控えていると言う。


各自が奮闘して、訓練に励む中…

主人公とレイは、"司令違反"の厳罰を受ける事となった




ー暗い部屋ー


ゼロ

「…ゴリラ」



レイ

「ライオン…の……檻の中…」



ゼロ

「……か…カマキリ…」



レイ

「おい、それ"虫"だろ。」



ゼロ

「いいだろ別に!『檻の中』見逃してやったし!」



レイ

「…り…陸ガメ」



ゼロ

「…メスのうさぎ」



レイ

「…技巧派な狼」



ゼロ

「…み…未知数な鷲…」



レイ

「……シレイ。」



ゼロ

「いや、それはダメだろ!"動物"じゃねぇじゃん!」



レイ

「猿みたいなもんだろ。」




ゼロ

「…あ、そっか。」





ーガチャ…ッ!ー




シレイ

「テメェら…誰が"猿"だ??」



ゼロ

「あ!なぁ!シレイ!!

悪かったって!マジで頭おかしくなりそうだ!」



シレイ

「さっきから聞いてたけど

最初っからおかしいだろ。」



レイ

「今で何時間経った?」



シレイ

「今日の特訓が終わりだから…6時間くらいか?」




ゼロ

「何が悲しくて、こんなクソ野郎と 暗い部屋で

6時間しりとりしなきゃいけねぇんだ!」



レイ

「こっちのセリフだ

壊滅的なワードセンスしやがって。」



ゼロ

「誰が言ってんだヽ(`Д´)ノ」



シレイ

「わかった!もうやめろ!

…とりあえず、戦争も近いし

今回の事はこれくらいで見逃してやる。


明日からは、特訓に参加しろ。んじゃ、解散だ。」




ゼロ

「た、助かった…ε-(´∀`;)」




かくして、俺とレイの"罰"は

6時間の拘束で終わった。


もう二度と"司令違反"はしないと心から誓った。














ー次の日ー


太陽が眩しい。

陽の光を浴びれる事が、こんなにも幸せなんて…。



〜•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♬〜



今日もピアノの音が聞こえる。


昨日はレイの声ばっか聞いて

耳が腐りそうだったからなぁ。


もう小さな事でも

幸せを感じる身体になってしまった。




ーアナウンスー

「招集。招集。次回の戦争参加者は

至急、"仮想世界・訓練所"へ。


招集。招集。次回の戦争参加者は

至急、"仮想世界・訓練所"へ。」




よしっ!今日からまた頑張るか!!














ー仮想世界・訓練所ー


ーゼロ視点ー


シレイ

「よし、みんな揃ったな?


…おはよう諸君。

昨日は、バカ2人を拘留していた。


今日から復帰して、全体訓練の1日目となる。

戦争まで1週間もない。気合い入れていけよ!」




"全体訓練"って…何するんだろ?

昨日は1日中、動けなかったからなぁ…


久しぶりだし、思う存分暴れるか!!




シレイ

「それでは…早速 訓練を始めるっ!


手始めに、2人1組を作る。

言われた者同士で横に並べ。」




シレイが順に名前を呼ぶ。


…2人1組って、何するんだろ?

また"組手"かな?


組手なんて、殆どヒロばっかりだったからなぁ。


もしかしたら…幹部と手合わせできる

良い機会なのかもしれない…





『2人1組』

レイ & ゼロ


リュウ & ヒロ


トウシン & セイヤ


カゲ & リズ




シレイ

「よし、エールは"応援"担当。

ジェット・ハドウ・スティルは俺を手伝ってくれ。」




ゼロ

「待てーい!!!!」



シレイ

「なんだ?」



ゼロ

「ふざけんな!またコイツと一緒かよ!?」



レイ

「こっちのセリフだ。」



シレイ

「…文句は後で聞いてやる。


『漣の国』との戦争を思い出して欲しい。

相手の最高幹部"ヒョウ"は確かに強かった。


だが、他の兵士達との実力差は

そこまでない様に見えた。


…なら、何故 敗北した?」




リュウ

「はーい、ハドウが何もしねぇまま死んだから」



ハドウ

「はーい、リュウがヘタこいたから。」




シレイ

「もうお前ら黙ってろ。」




…確かに、シレイの言う通り

『漣の国』の兵士は"観戦"してる限り

そこまで強くないようにも見えた。


何人か突出した奴は居たけど

全員が強かった訳じゃない。


…新米兵士って言っても

ぶっちゃけ、ヒロやセイヤの方が強いと思う…。



じゃあ…なんで??




リズ

「…連携…"チームワーク"…ですか?」




シレイ

「…あぁ、大正解だ。


『漣の国』は、昔から"仲が良い"で通っててな。

互いの思考を理解し、時にチームワークで

敵を翻弄する戦いをしている国だ。」




あんま見る機会無かったけど、そうだったのか…。

確かに、帰り際まで仲は良さそうだったな。




シレイ

「チームワークってのは

『自分より上の実力者を倒す為の作戦』でもある。


…今度の『熱情の国』は

間違いなく、新米兵士の誰よりも格上だ。


お前達には、この短期間で

"チームワーク"を覚えてもらう。


…もちろん、付け焼き刃でしかない。

形だけで良い、"相手の気持ち"を読み取れ。」




セイヤ

「なるほど…その"連携"を覚える為の

2人1組って訳ですか。」



ゼロ

「なるほどな!よーし、そうと決まれば!

早速練習しようぜ!れんしゅ……」




『チームワーク』??

『2人1組』????


あれ?俺の相方って…?




シレイ

「まず手始めに、己の現状を知ってもらう。

2人1組の"対抗戦"を行う。


リュウ & ヒロ VS カゲ & リズ


トウシン & セイヤ …そして……」




…俺の相方…誰だっけ……!?








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



シレイ

「よし!ハドウとジェットはそっちの審判頼む!

何か気付いたら事があったら、その都度教えてやれ!」



エール

「みんな〜!(๑ •̀ω•́)۶ファイト!!」




トウシン

「宜しく頼む、セイヤくん。」



セイヤ

(…トウシンさんが相方か。

この人、どれだけ強いんだろう?)




ゼロ

「…なんでお前が横にいる……?」




レイ

「…こっちのセリフだ。」




〜あとがき〜

最近、この章じゃなくて

先の方ばかり考えてしまう病なので


ここらで"対抗戦"を行います。

トーナメント とか 対抗戦 とか大好きなんで!

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