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バーチャル戦争〜virtual war〜  作者: 未来郎
[第二章]『〜悲哀の雨&憤怒の業炎〜』
47/50

第47話:「芯に刻む」(VS 漣の国 [完])

〜前回のあらすじ〜

『自由の国』VS 『漣の国』 全試合が終了。


結果は 1:2で 『漣の国』が勝利を収める。




ー戦争終了後ー


ー漣の国ー


ヒスイ (漣の国・キング)

「皆さん...本当にごめんなさい...。」




スイ (漣の国・幹部)

「あ、謝らないでください!

ほら!この通り元気ですから!!」



ミラ (漣の国・兵士)

「あんだけ離れてて、私らまで巻き添えなんて

ヤバすぎ〜的な...」




メア (漣の国・兵士)

「こ、こら!ミラちゃん!?


ヒスイさん、大丈夫ですよ!

気を落とさないでください!」




ヒスイ

「ホントにごめん(´;ω;`)」





ヒョウ (漣の国・最高幹部)

(…止めるには、『私が死ぬ』しか無かった。


ヒスイの、自身の感情を押し殺す為の『氷』。

心まで凍る前に、『水』に戻す…

つまり"涙"に変える必要があった。


…とは言え、この方法はヒスイへの

精神的なストレスになりかねない。


"過去に前例があった"時点で

解決案を講じるべきだった。


…迂闊だった。

今回は私の責任だ。)




ヒスイ

「…ヒョウ? もう大丈夫なの……?」



ヒョウ

「…あぁ、問題ない。」



ヒョウ

(暫くは…戦争も休止しよう。

もう二度と、傷付けない為に…。)




スイ

「でもでも!勝ったんですよ!私達!!」



メア

「そーそー!もう最っ高な気分!

ね!ヒスイさん!!」



ヒスイ

「う、うん!…そうね!」



シャング (漣の国・幹部)

「ハッハッハ!

俺様の活躍あってこそだな!」



コール (漣の国・兵士)

「…いや、活躍してたっけ?」



シャング

「あぁ!?( ・᷄ὢ・᷅ )」



メア

「いや、それウチも思ってた。

ミスミくんの事、脅してただけじゃね?」



ミラ

「いつもの事!的な〜?」



シャング

「ゴラァアア!!ミラァァァァア!!ヽ(`Д´)ノ」



ミラ

「きゃー!!(´∀`*)ヶラヶラ」



メア

「ミラちゃーん!ダーッシュ!!ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)」




ヒスイ

「……………」



ヒョウ

「…気を落とさなくていい。

君のお陰で、みんな笑っているんだ。」



ヒスイ

「…ありがと。

そう言ってくれると…救われるわ……。」



ヒョウ

「…さぁ、相手方に挨拶に行こう。

戦争の締めくくりは きちんと……」



ヒスイ

「あーー!!!!∑(ºωº`*)」



ヒョウ

「ど、どうした?」



ヒスイ

「そう!相手!ゼロくん!

思い出した!みんな!挨拶行くよ!!」



一同

「「「はーい!」」」



ヒョウ

(…あの様子だと……大丈夫そうだな…。)




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ー自由の国ー


シレイ (自由の国・司令)

「えーっと…反省点は各々で考えて改善してくれ。

個人的に気になった奴には、俺が直接伝える。


…ま、 敗因は言わなくても分かるだろうけどな〜〜」



レイ (自由の国・最高幹部)

「…なんだよ。」



シレイ

「『…なんだよ。』じゃねぇよ!!


司令無視して!キング相手に 単独で凸って!

挙句の果てにノーダメで完封されました!?

ふざけんのも大概にしろよ!!」



レイ

「お、落ち着けよ…。」



シレイ

「…今は勘弁してやるけど。勿論、厳罰対象だ。

帰ったら"罰"を受けてもらうから、覚えとけよ!」



レイ

「はぁ…へいへい。」



ゼロ (自由の国・兵士)

(よっしゃ!(^д^)ザマァw もっと怒られろ!(笑))



シレイ

「お前もだぞ、ゼロ。」




ゼロ ← ※一緒に司令違反した人

「…へ??」






リュウ (自由の国・幹部)

「悪ぃな、2人とも…

守ってもらったのに死んじまって。」



ヒロ (自由の国・兵士)

「そ、そんな!気にしないでください!!」



カゲ (自由の国・兵士)

「あの攻撃で リズちゃんも巻き込まれたみたいだし

もし君が生きてても、どっちにしろ負けてたよ。」



リュウ

「…すまん。」





シレイ

「ま、負けは負けだ!

"今回は"相手が上だった。それだけだ!


いつまでも、しょぼくれてねぇで

とっとと挨拶いくぞ〜!」





セイヤ (自由の国・兵士)

(…何か、良くも悪くも"司令"だな。

当事者じゃないから、負けても悔しくないんだろうな)



カゲ

「彼が1番悔しいよ。」



セイヤ

「え?」



カゲ

「いや、そう思ってそうな顔してたから。


…司令は"自分で闘えない"

全部で13人も居るのに、それを1人で纏めるんだ。

当然、手が回らない所もある。


けど、その分やり甲斐もあるんだよ。

勝てたら誰よりも嬉しいし

負けたら誰よりも悔しい。」



セイヤ

「…なるほど……。」



カゲ

「お節介だったかな?

けど、僕らが"司令"をやる事って無いからさ。


少しだけでも、彼の辛さを知っていて欲しいな。」



セイヤ

(カゲさんって…人の事とか

興味無さそうな人だと思ってたけど…


結構、そうゆうの言うタイプなのか。)



カゲ

「意外だった?

…さ、僕らも行こうよ、挨拶。」



セイヤ

「え? あぁ…はい。」







3戦目の振り返りが終わり、互いが顔を合わせる。


数時間の出来事だったが、両国にとって

忘れらない、濃い時間を過ごした。






シャング

「おい!お前!3戦目は油断したが…

今度会った時は俺様が勝つからな!!」



リュウ

「言っとけ!またボコボコにしてやんよ!

…えっと、お前なんて名前だっけ?」



シャング

「"シャング"だ!

ちゃんと覚えてろ!…えっと……?」



リュウ

「"リュウ"だ!てめぇこそ、ちゃんと覚えとけよ!」








ミラ

「ホントにこっちに来ないの?」



リズ

「…うん!

私はまだ、この国で何もしてないから。」




ミラ

「…うん、そっか!

分かった!頑張ってね!リズちゃん!!

国が違っても、ずっと友達だからねっ!」



リズ

「うん!(*´ω`*)」










ヒョウ

「レイさん、2戦目は良い対戦でした。

本日は有難うございました。」



レイ

(…手冷てぇ。)




ヒョウ

「…それから、ヒロさんも。」



ヒロ

「えっ、ぼ、僕もですか!?」



ヒョウ

「えぇ、久方ぶりに"新米兵士"に脅かされました。

貴方はこの先、もっと強くなります。

ご健闘を祈ってます。」



ヒロ

「は、はい!ありがとうございます!!」



ヒロ

(…手、冷たいな…。)







ヒスイ

「あ!居た居た!!

おーい!ゼロくーん!!」



ゼロ

(お、おれ!?)



ヒスイ

「ねぇ! あなた、『全属性』なんだよね?

どう?自由の国で変わった事とかない!?

ギアに何か言われたり!」



ゼロ

「お、落ち着いて…」



ヒスイ

「あ、ごめん(/// ^///)」



ゼロ

「…えっと、変わった事って?」



ヒスイ

「ん〜…具体的には分からないけど

何か、変な事とか…? ない?」



ゼロ

「えっと…ない。…と思います。」



ヒスイ

「そっか…ギアは?何か話したりする?」



ゼロ

「それも特に…」



ヒスイ

「なーんだ、つまんない( ・̆⤙・̆ )」



ゼロ

(え、俺が悪いの??)




ギア (自由の国・キング)

「ヒスイ、あまり困らせてやるな。」




ヒスイ

「…ギア、後で2人で話しましょ。」




ゼロ

(えっ!?…なんか…こわっ!)




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ヒョウ

「本日は、有難う御座いました。」



シレイ

「こちらこそ、良い経験させて貰いました。」



シャング

「達者でな!『自由の国』の野郎ども!」



メア

「こらっ!失礼でしょ!」




レイ

「…ヒョウ、今度会った時はケリつけようぜ。」



ヒョウ

「…これは恐ろしい。

私も、気を抜けませんね。」




ヒスイ

「ゼロくん! またね?♡」



ゼロ

「お、おう…///」






こうして、VS 『漣の国』との戦争は

1 - 2 を以て、『自由の国』の敗北で幕を閉じた。


『初めての戦争』なんて、関係ない。

強い奴は活躍するし、弱い奴は淘汰される。


それを思い知らされた、貴重な対戦だったと思う。


『誰の所為』ではなく、単純な"実力不足"

そう胸に刻まれた 3戦だった。


振り返りも一通り終わり、『漣の国』が去って

改めて、初試合が"敗北"で終わったのだと認識する。



俺も、セイヤもリズも…

活躍したヒロでさえ、思い詰めた表情を浮かべて


静かに、自分の"足りないもの"を考えていた。




シレイ

「ほら、落ち込むなって、お前ら!」




シレイが俺の肩に手を掛けて、新米兵士を励ました。




シレイ

「最初にしちゃ上出来だったぜ!

…とは言っても、まだまだこれからだ。


期待してるぜ!お前達は、俺らの国の"未来"だ。」




…シレイの言葉を素直に飲み込む。


"今のままの俺達"じゃ、それを背負うには

荷が重すぎるけど…いつか…絶対…!!




シレイ

「よしっ!明日から特訓だ。

次の戦争は、絶対に勝つぞ!!」




一同

「「「「おー!!!!!!」」」」





今日、この日の敗北は、決して忘れる事は無い。




今日の経験をバネにして、何度だって起き上がって




俺達が成長して、次に『漣の国』と闘う時…




今度は、俺らが勝って…この気持ちを払拭する。




それまでは忘れる事は無い。





そう心の底に刻んだ。







《バーチャル戦争》


『自由の国』VS 『漣の国』


[完]

























ヒスイ

「…ねぇ、"ゼロ"くんに会ったよ。」



ギア

「…すまない。

改めて言う機会が少なくてな。


まだ、我自身も確証は無い。」




ヒスイ

「…確証は無い……か。


けど、もう教えてくれてもいいんじゃない?

『私達』には、知る権利がある。」




ギア

「……………」





ヒスイ

「ねぇ、ギア!

貴方"だけ"なんだよ?


貴方しか知らないんだよ!?












……"パパ"との約束を…」







to be continue …



〜作者の一言〜


シレイの『面倒見の良いお兄ちゃん』感がヤバい。

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