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バーチャル戦争〜virtual war〜  作者: 未来郎
[第二章]『〜悲哀の雨&憤怒の業炎〜』
28/50

第28話:「助けを呼ぶ声」

〜前回のあらすじ〜

"漣の国"との戦争が始まった!

中央にて暴れる 主人公とセイヤ。


相手の兵士を残り3人まで削る、大奮闘を見せる。

野放しに出来ないと悟った敵国の幹部が

2人を止めに掛かるが、勢いは止まらない!


...しかし、そんな2人に待ち受けていたのは

敵国の"最高幹部"で.....



ー現実世界ー


ゼロ

「うわぁあああ!!!!」



ユウカ

「きゃっ!...び、びっくりした......」



え?ユウカ?


さっきまで、俺は戦争してて...

相手の"幹部"の奴が来て...



ユウカ

「あら死んじゃったんだね?

大丈夫??」



ゼロ

「...そっか、俺......」



あの幹部に殺されたのか...

ってか、何されたかも 分からなかった。


...けど、すごいな。

ちゃんと生きてる。


あっ!ちゃんと右手もある!!

...良かった...ほんとに良かった.....。


俺が安心してると

ユウカが心配そうに 俺の顔を覗いてきた。



ゼロ

「えっ!な、なに!?」



ユウカ

「いや、大丈夫かなって...」



ゼロ

「え?うん、怪我とかはしてないけど...」



ユウカ

「あっ!そうじゃなくて...

ほら、初めての戦争だったんでしょ?


"死ぬ"のも初めてだと思うからさ。」



...まぁ、そりゃ初めてだけど

生き返る事も初めてだし...。


怪我とかも全部治ってるから

結果オーライ的な...?



ユウカ

「初めての戦争はね?

結構、精神的に病んじゃう人も多いの。


仮想世界って言っても、現実と殆ど変わらないから。

"痛い"とか"苦しい"とか...。」



...確かに、仮想世界って思えなかった。

そうか...確かに、俺も腕が無くなった時は

頭が混乱した。


どうしていいか分からなかった。



ユウカ

「けど、その様子だと大丈夫そうだね!

ホントに良かったε-(´∀`*)」




ユウカと話していると、隣から声が聞こえた。


今の声は...セイヤか?



ユウカ

「セイヤくん?大丈夫?」



ユウカがセイヤの様子を見に行った。



ユウカ

「2人一緒にいたの?」



セイヤ

「2人?」



ユウカ

「え?うん、ゼロくんも...」



ユウカがそう言うと、セイヤは

バタバタして、俺の所へ来た。



セイヤ

「おい!お前のせいで死んだだろ!」



ゼロ

「え!?なんでだよ!」



セイヤ

「迂闊に攻撃するから!

巻き添え喰らったんだよっ!!」



珍しくセイヤが声を荒らげてる。

...なんか悪い事したな。



ゼロ

「ごめん。」



セイヤは呆れて、ため息をついた。



セイヤ

「...ま、いいや。まだ2戦あるし。」



そう言って部屋から出て行こうとした。



ゼロ

「なぁ、どこ行くんだ?」



セイヤ

「え?"観戦"だよ。

この国の"戦場"でやってるから。」



そういえば最初に、おっさんと"観戦"した!


そうか、死んだら"観戦"に回れるのか。



ゼロ

「待って!俺も行く!!」



セイヤ

「うるさいなぁ...ついてこないでよ。」










ーシレイ視点ー


シレイ

「あ、死んだ。」



リュウ

「だれが?」



シレイ

「ゼロとセイヤ。」



リュウ

「おっ!まじで!?

チャーンス!俺行くわ!!」



シレイ

「待てって! まだ新人居るだろ!


ってか仲間死んで喜ぶなよ。」



リュウ

「だってよぉ!待機ばっかじゃねぇか!

いつ動けんだよ!!」




シレイ

「...せめて、アイツが動くまでかな。」









ーヒロ視点ー


...何だか、静かになった?

...ゼロとセイヤは大丈夫なのかな?



リズ

「何だか静かになったね...?」



ヒロ

「うん...どうしたんだろ?」



様子を見に行きたいけど...

まだちょっと怖いなぁ...



エール

「2人とも!こんなとこで居ないでさ!

あっち行こうよ!∠( ’ω’ )/レッツゴー!」



ヒロ

「え!ちょ、ちょっと!!」




エールにつられて、僕らは中央に来た。




ヒョウ (漣の国・最高幹部)

「...ミスミさん、新手が3名。

中央で交戦します。」



ヒロ

「あれ...ゼロは?」



リズ

「ヒロくん!その人敵だよ!!」



ヒョウ

「《氷柱》」



リズ

「『武』《瞬足》!」



ゼロの事で気を取られていた僕を

リズさんが助けてくれた。



ヒロ

「あ、ありがとう...」



リズ

「集中して!来るよ!!」



ヒョウ

「《氷刺》」



氷の剣だ!

けど、氷なら壊せそうだ!



ヒロ

「『武』《正拳》」



ーザシュッ!!ー



ヒロ

「うわぁっ!!」



あの人の『技』かな...?

ただの『氷』じゃない...


鋭く尖ってて、とても硬い...!


壊すつもりが、手に氷が刺さってしまった。



エール

「ふ、ふたりとも!ファイトー!!」



エールさんの『応援』!

力が出る!大丈夫だ、まだいける!




ヒョウ

「...士気が上がった?

...なるほど。念の為に消しておきましょうか。」




相手の人が僕らを素通りした。


...向かった先は...エールさんの方?



ヒョウ

「《凍結》」



エール

「うぎゃぁー!!((((;゜Д゜)))」



エールさんは 紙一重で攻撃を避けた。


あれって...殺そうとしてる...?




リズ

「エール!今助ける!!」




そんなのダメだ...!

2人とも...やられちゃう...!


助けないと...!


僕が...!!



『武』《瞬足》!!




ヒョウ

「《凝固》」



ーパキンッ!!ー



リズ

「エール!!!」



エール

「...( ºωº )チーン...」




ヒョウ

「...先ずは1人。」




ま、間に合わなかった...

エールさんが氷の中に閉じ込められた。


...ちょっと時間が経って

エールさんが、氷の中から居なくなった...。


...目の前で...死んだ...の?



...守れなかったのか...僕はっ!



...まただ...。



あの"黒いの"が...僕を...。




ヒョウ

「引き続き制圧します。」



リズ

「いやっ!こ、来ないでっ...!」



ヒョウ

「『氷』《凍結》」



ヒロ

「あっ...!り、リズさん......」



リズ

「ヒロくん...!」




...ダメだ...気をしっかり持て......




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



???

「ねぇ、君はどうしたい?」



ヒロ

「...え?」



???

「僕は、『君の個性』だよ。

『個』は、『成りたい自分』。」



...急になに?


分からない......


...けど、ハッキリと分かるのは

"黒いもの"の正体が"これ"だって事だ。



???

「ほら、あの子危ないよ?

どうする? 僕。」



ヒロ

「...僕は、助けたい。

誰かを守れるくらい、強くなって...


...ゼロみたいに...カッコよく成りたい。」



???

「そうか。

そう言ってるうちは、まだまだ だね!」



ヒロ

「...どうゆうこと?」



???

「さぁね?

それを見つけるのは君自身...僕自身だ。


...ま、力は貸すよ。

"気を付けて"使ってね?」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ー ドクン...ドクン... ー


...無音の中、心臓の音だけが響く。


いま、誰かが僕を呼んだ?


助けを求める人が、どこかに居る。


...なら、行かないと。


大丈夫、心配しないで。


僕がついてるから。




...間に合え。





ーパキンっ!!ー



リズ

「えっ? いや...ヒロくん...っ!!」



ヒョウ

「...自己犠牲。

仲間を庇いましたか。


そんな勇姿は、久方振りに見ましたね...。」




ードクン...ドクン...ー




助けを呼ぶ...声がする...。




ーパキッ...パキパキッ!!ー




ヒョウ

(氷が砕かれる?

まだ死んでいないのか。)




ーパリンッ!!ー




リズ

「...ひ、ヒロくん......?」




ヒロ

「...大丈夫、安心して。」




もう心配しなくていいよ。



...だって。




"俺"が間に合ったから。





〜作者の一言〜


主人公より主人公しとんな!ヒロ!!


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