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第17部 終わり

「奴を倒せるのは、お前しかいない」


 そうぬらりひょんが熱く語った。


「じゃあ、<おやっさん>! 行ってきます! 」


 そう俺が敬礼すると突っ込んでいく。


「バックアップがあるから大丈夫だ。奴は俺が倒す」


 そう俺は<黄泉の王>に突撃を開始した。


 全ての妖を飲み込む。


「全ての妖をだ! 」


 俺が絶叫するとともにあらゆる妖が引き込まれるように俺に吸収されて行く。


 俺が強く望み叫ぶ。


 それがあらゆる妖を呼び寄せているようだ。


「これが<呼ぶもの>の力かっ! 」


 後に考えると知性と理性って大事だねって感想しか出てこないのだが。


 土御門家のヘリから銃撃を受けた。


「あれも欲しいな」


 俺がそう思っただけで触手が身体から蠢いてヘリを巻き込んで解体して飲み込んでいく。


 妖だけかと思ったら無機物も行けるらしい。


「俺は戦闘マシィィィンになるんだ! 」


 そう叫びつつ実はそれ以上の怪物に変貌して行っているのに、その時は気が付かなかった。


 俺はその後、沖合の監視している護衛艦が見えた。


「あ、護衛艦だ」


 そう思っただけで触手が根のように拡がっていく。

 

 それは護衛艦を飲み込んでいく。


 護衛艦に居る自衛隊の人達が恐怖で逃げだした。

 

 その護衛艦を美味しくいただいた。


 驚くことにレーダーの能力も妖混じりながら吸収していく。


 どこに何があるか、米軍と自衛隊のデータリンクで直ぐに分かった。


 アメリカの原潜があった。


 そう思うだけで、次々と触手がそれらを吸収した。


 俺はいつの間にか、原潜の核ミサイルも発射する力を得ていた。


 急速に更なる怪物にと俺は変貌を始めている。


 データリンクを逆に自分で操りだした。


 全てのシステムが俺の元に集まって来ていた。


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