表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
301/315

続き11

「いや、騙しちゃ駄目だろ? 」


 <三日月>さんがそうぬらりひょんさんに意見したる


「いやいや、理性はすでにここに移してある。だから大丈夫だ」


 そうぬらりひょんが熱く語った。


「なるほど、理性がそこにあるなら大丈夫だ。何かが俺に起こっても理性がバックアップされてるなら安心だ」


 そう俺が唸った。


「その通りじゃ。理性があるから止めてしまうような攻撃もお前なら出来る。お前はまさに最強の戦闘マシィィィィンなんじゃ」


 そうぬらりひょんが熱く語った。


「小さい俺の事は鵺さん<三日月>さん頼みます。俺は戦闘マシィィィィンとして戦ってきますよ」


「いやいや、騙されてますってば! 」


 小さい俺が必死に止めた。


「ふふふふ、安心しろ。魂はそこにあるが知性も性格もその小さいのが持っている。だから、<黄泉の王>を倒して戻ってくれば、すぐに元通りぞ」


 ぬらりひょんがそう笑った。


「知性と性格があれば、すぐに戻れると言う事ですか」


「ああ、ダメージを受けて、そこがやられたらヤバいからな。だから、大事な部分はこの小さい俺でバックアップしていると言う事だ」


 ぬらりひょんがさらにバーンって感じで話す。


 俺は震えていた。


 なんてこった。


 理性も知性も性格も他で安全に保管してあるなら、俺が無茶苦茶になっても大丈夫と言う事か。


「お前は最強の戦闘マシィィィィンになったと言う事だ」


 ぬらりひょんさんがそう延々と戦闘マシィィィンを繰り返す。


 ぬらりひょんさんの目がくるくる渦巻いていたが、俺は気にならなかった。


 いよいよ、最後の戦闘マシィィィンとして戦う時が来たのだ。


「言って来るぜ! <おやっさん>! 」


 そう俺が熱くぬらりひょんに語った。


 ぬらりひょんは鵺さんとか<三日月>さんが動揺しまくっている中で深く深く頷いた。


 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ