表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
235/315

続き13

「と言う事で戦う。とにかく、監視の手が離れているのなら好都合だ」


 そう俺が周りのステンレス製の机や何もかも分解して身体に変形させて身に着けだした。


 こないだのパワードスーツと言うか、アーマードトルーパーと言うか、人型武装兵器にする為に……。


 これは確かに三鈴(みすず)さんの力では無かった。


 間違いなく俺の力だ。


 この間、<老公>を倒した時の姿に次々と変わっていく。


 あっという間にあの時のパワードスーツと同じような姿に変わった。


「こ、これは……あいつ等のひそひそ話で聞いてはいたんだが……」


 それを見て小さい俺が震えた。


「これがそうなのか? 」


 山本さんも震えて見ていた。


「どういうことですか? 」


 <おやっさん>の野崎君がそれを聞きとがめるように聞いた。


「これは俺の記憶と心を奪ったものが使っていた御業だ。……<黄泉の王>のものだ。何で、俺が使えているんだ? 」


 小さい俺が震えながら呟いた。


「え? 」


 俺が驚いた。


 だが、俺の力がモレモレなのか、単純に周りから材料を集めたせいで相手側に気が付かれたのか、敵が次々と窓の外に現れる。


「もう、電気代とか言ってる場合じゃないな」


 そう言って、コンセントに片っ端から電線を突き刺した。


「ぐはぁっ! 」


 変なカラスのような鳥が四つに割れて俺を飲もうとした。


 いや、小さい俺の方を回収に来たようで、俺は俺でも小さいほうの俺を飲み込む寸前にレールガンがそれをぶち抜いた。


 勿論、着弾の衝撃で相手は粉々である。


 俺が周りの金属を固めたポールを次々と発射した。


 威力があるので数体をぶち抜いても止まらない。


「ヒャッハー! 」


 俺が叫びながら、レールガンを次々と発射した。


「で、電気代がぁぁぁぁ! 」


 常務の血を吐くような叫びは無視したが。


今日か明日に全部の番外編を投稿します。

今回のは番外編の番外編みたいになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ