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戦い?いや・・・。

今回は、少し長いかもしれません。

なので、途中で休憩を取って読んでくださいね。

それでは本編をお楽しみください。

「さて、ステージは整いました」

「このビルの、地下駐車場からスタートです」

見た感じ、ここは、地下駐車場を模したものらしい。

そう、裏付けたのは、人が全く見当たらないことと、寒いとか、暑いとか感じないのである。

しかし、一つだけ分からない事がある。

「…あの、一つだけ訊いて良いか?」

「なんで、そんな力使えるの?」

思ったことを、僕は口にした。

彼女は、銀髪の髪を触りながら口を開いた。

「それは、秘密です」

「おしゃべりは、ここまでです」

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すると、彼女の体は地面から離れ、闇の霧に包まれた。

次の瞬間には、覆われた霧が晴れた。

そして、僕は、彼女を見て唖然とする。

「…」

思わず、地面に倒れそうになる。めまいを押さえながら、彼女の方を見る。

彼女は、闇のオーラのようなものを纏っていて、右手には銃、左手には片手剣を装備していた。

そして、体を覆う鎧。しばらく、鎧に見とれていた。

「はは、これは、なんかの夢じゃ」

思わず笑ってしまう。

何にしろ、僕の持っている武器はスッテキ一個。

勝てるはずもない。

「逃げるか」

そうして、僕は、後ろに逃げる体制をとる。

しかし、それを見計らい、彼女はすかさず拳銃を撃つ。

「バッシュ」

僕は、痛みを感じなかった。

ガンッ

すると右の柱が崩れ落ちた。

ドッシャッッッッッッ

驚きのあまり、足がすくんだ。

銃弾は、当たらなかったものの、右の柱が崩れた。

つまり、当たれば即死。

僕の体は、震えだして歩くに歩けない。

車があるが、おそらく架空の作り物だろう。

そう思い、一様、彼女に尋ねる。

「車、使えるの?」

「さて、どうでしょうね。」

彼女の答えは、曖昧だった。

っく、どうする、車が動けば、切り抜けられそうだが。

迷っていても仕方が無い。

「じゃあ、死んでください」

彼女はそう言い、左手の剣を振り下ろした。

カーンッ

鈍い音とともに、彼女は振り下ろした剣は、コンクリートの地面に打ちつけた。

彼女は、剣を振り下ろした反動で、意識が手に集中していた。

「っ」

「うぉぉぉ」

彼女が制止しているうちに、急いで対角線上にある車へ乗り込んだ。

「さて、ここからだ」

急いでギアをドライブにし、アクセルを踏むが動かない。

「鍵、忘れていますよ」

隣から手渡される。

「ふう、サンキュー…」

「って、おまえ誰だよ」

思わず突っ込む。

「えっ」

彼女は首をかしげる。

「えっ」

思わず僕も声を出す。


「君、誰」

二人の声が、ハモる。

「じゃあ、私から言うね」

彼女は僕の膝の上に乗り体をシートに押しつけられる。

「はぁい、注目、私は17歳、ぴちぴちのアウモナ=ミシェルです」

「ちなみに、天空都市で学生やってまーす」

「うぐぅ」

「重い、重い」

胸が当たって、変な気持ちになってきた。

彼女を、隣のシートに退かす。

「女の子に、失礼です」

膨れた顔で、僕の顔を見つめる。


その目線をそらし、フロントガラスの方を見ると、制止していたはずの彼女が、血走った目でこちらを見てきた。

楽しそうな所悪いけど、消えて貰う。

「ハァッ」


「窓、開けて」

彼女の言うとおりに、窓を開けた。

「バールシャルテ」

窓から放たれたのは、現代科学では、説明が出来ないような、現象が起きていた。

彼女の手から放たれたのは、氷の塊のような物体だった。

その物体は、見事彼女の右足に被弾した。

その物体は、彼女の足に当たると、地面と接着した。

しばらくは、動けないだろう。

魔法を放った直後、窓を閉め、鍵をつけて、アクセル踏んだ。

車は、右に大きく旋回し、駐車場のスロープを駆け上がる。

キキッッッッ

彼女をなんとか避け、屋上に着き、一息ついたが、問題が一つあった。

ガソリンの燃料が、もう底をつきそうなのだ。

焦燥感に駆られながらも、我慢し彼女に訊いた。

「ガソリンがつきそうなのだが、どうすれば良い?」

「ふぅ、ここまで運転できたのは褒めます」

「しかし、屋上に来たらやることは一つ」

「運転、代わりますね」

彼女は、運転を変わるとエンジンを吹かせ、これでもかと言うほど、メーターを振り切らせて、車を急発進させた。加速した車は止まることを知らず、ビルの策を打ち壊した。

ビルの柵を打ち壊したとき、僕は気絶していた。

車は落ちながらも加速し、隣のビルの窓を突き破り停車した。

「ふぅ、なんとか着いたわね」

「合流地点に」

彼女は、胸ポケットからスマホを取り出した。

「こちら、126特務部隊、合流地点に着いた。」


―通信「了解、そちらに、ガンシップを向かせる」

「さて、あなたに単刀直入に言います」

「我々、126特務部隊の主格に任命します」

「・・・はぁ?」

思わず声を上げ、彼女の頬をつねる。

「痛い、痛いのです」

「何をするのです」

「何で俺が、おまえの仲間にならなきゃならない」

「それに、俺はビルから飛び降りて、それで・・・」

「俺、なんで、ここにいるのだろう」

彼女は首をかしげこちらを見てくる。

おかしい俺は何で、この世界に?

頭の中でそれを思い出そうとする、しかし、脳は電流が流れるような痛みを感じる。

思い出せない。落下したときに頭でもぶつけたのか?

「まあ、思い出せないのも無理ないです」

バラバラバラ

「おっと、着いたみたいですね」

「おい、一体何がどうなって」

目にしたのは、宙に浮いた機体だ。

機体と言っても、ヘリではなく、丸い筐体にとってつけたような窓が付けられていた。

何にしろ、現代文明では創造出来ないような物だった。

「これって」

「フフ、」

振り返ると、不敵な笑い声とともに、白い霧に包まれた。

呼吸は出来るが、何かが迫ってくる気配がした。

コツコツと聞こえるハイヒールのような音が聞こえた。

そして、聞こえた次の瞬間、意識が夢の中に落ちた。

「ふっふ、かわいい」

さて、いきますか、私たちの学園に

機長、航路202北北西へ

「了解しました、ハッチ格納、目的進路202ワープアウト」


同時刻、別棟、屋上

「っち、逃がしたか」

「まあ、いいあの子は私の物」

「ふふ、」

「次に向かうとすれば、あの学園」

「・・・絶対にあの女には渡さない」

「ふふ、ふふふ」


ここまでお読みくださりありがとうございます。

まだまだ至らない部分があると思いますが、これから末永くよろしくお願いします。

更新ペースですが、体調を崩しやすい方なので規定道理にはならないことが多いです。

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