漆黒の空間
タイトル詐欺になりかけていますが、もう少しお持ちください。
もうそろ、登場するので
「うっ、うーん」
光が眩しい。目を開けると、暗い空間からは、想像できないぐらいの、光が目に映っていた。
「あ、明るい?」
僕の視界は、曖昧なもので、視界がぼやけている。しばらく、その明かりを見つめていると、左右に揺れていることが分かった。その光を追うように、体を動かそうとする。しかし、どうしたものか、体が、動かない。体を動かそうとするが、そもそも力が入らない。
「ふふ、人間は愚かですよね」
「私たちの、力に勝てないですもん」
光がある方に、聞いたことのあるような声が聞こえる。
この声…。
「おまえは誰だ」
「ここはどこだ」
視界が歪む中、質問する。
「時間軸に干渉しない場所、とでも言っておきましょうか」
「後の質問は、私に勝てたら、教えてあげます」
「まあ、そんな視界が歪んだ状態では勝てないでしょうが」
「今、動けるようにします。」
そう言い、呪文を唱えると、体が自由になった。
「戦い方は簡単、今から私が用意する武器を使い、私に勝てたら、すべて話しましょう」
「この世界のことを」
しかし、もしあなたが負けたら、死んでいただきます。
さあ、武器を選んでください。
武器は、剣、短剣、銃、そしてこのステッキ。
「スッテキは、無いだろ」
「早く選ばないと、殺しますよ」
苛ついているのか、髪を触っている。つまり、相手は人間か、ロボットだったらあんなに感情を表に出さないからな。さて、どれを選ぼうか。
「あ、ちなみに物理攻撃は効かないので」
彼女は、そうアドバイスする。
…つんだ。
というより、終わった。死ぬしかないのか、俺は。
最初から諦めていたら、いけないよな。そう思い、頬をたたく。
一か八か、このスッテキに賭けるか。
そう言い、ステッキに手をかけた。
選択を誤ったかもしれない。だが、物理攻撃が効かないのだったら、まともな武器を持つと死ぬのは、目に見えている。
「決まりましたか?」
「ふふっ」
「それでは」
パチンッ
彼女が指を鳴らすと、何もなかった空間に街が生成された。
「さあ、勝負です」
次話も、頑張ります。
指が、もげそうですが。「笑」




