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5月の気だるさ

作者: トム


やっと慣れて来たこの世界で

ぼくは、眠っていた

足が動かずそこにうずくまり

そこで眠ってしまっていた

なにをやるにもなにもできず

血迷って自殺しちゃいそう


心の汚物を背負って

吐き気がするほどこの気だるさを

誰がぼくに与えるのだろう

どうしようもなくて

狂おしい


誰もぼくに期待しなかった

教室の片隅で

ペンを持つ手がどうしても

醜く見えてしまっていた

ぼくの心が霧のような

なににも触れない好奇心


心の汚物を背負って

今日は、消しゴムを持ってみよう

だけど消すものがないから

文字を書きたくなって行く


いつかその気だるさを

ゴミ箱に捨てる時が来るだろう

そんな時は、ぼくの顔に光が

さして見えるでしょう

そんな8月思い願って

今日もまた眠っている






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