とある日の叶夢。
私はいつもの様にタイムトリップをする。
狙っていくのはいつも同じ。
生徒達「おはようございまーす。」
先生達「おはよう」
そんな朗らかな登校を横目に流し
本来の目的を探す
叶夢「あっれー、おっかしぃなぁ。」
いつもならすぐに見つかるはずの
対象がなかなか見つからない。
ー19××年6月9日ー
私は最近はめっきり過去に来ることが多くなった。
それはこの過去に自分の知らない事が沢山あるからだ。
叶夢「あ、居たっ」
勢いよく校門をくぐり抜け、中庭の
新緑豊かな木の下に寝転ぶ明らかに
周囲とは違う個性を放つ男性。
叶夢「凪せーんせっ!」
木の下に寝転んでいたのは
この叶夢の通う学校で主に社会科を中心に
教えている
桜莱凪
凪は、叶夢の声に気付き寝転んだまま手を振る
凪「おー、おはよう叶夢ー。」
青々とした芝に、寝転んでひらひらと手をなびかせている。
そんな凪の姿は日常的過ぎるのか、不審に思う者は誰一人居なかった。
叶夢「最初は居ないかと思った。」
凪「いやぁ、つい芝が心地よさそうでね」
そう言って凪はポリポリ頬を掻きはにかんで見せた。
叶夢の通う学校はもう何年も制服が変わっておらず、何食わぬ顔で校内に入る事ができる。
授業に出ると流石にバレてしまうので
こう言った公の場等でしか人目を気にしなくて
いいのは叶夢にとっては嬉しい事だった。
キーンコーンカーンコーン……
予鈴がなり始めた
凪はすくっと立ち上がり叶夢の手引いて校内に入って行った。
やっとこさ次の更新です。
かなり空きましたorz
ほんと申し訳ない。
毎日更新がいきなり頓挫……
書いては消して書いては消しての繰り返しでして……トホホ
なかなかまとまりなくてすいません
短編的すぎますがこんな感じで進んでいくと思いますのでどうか読んでくださった方、
気長にお待ち頂けますと幸いです。
2018/03/20 02:27:20
黒結彩