プロローグ
私には不思議な力があるんだ。
これはきっと楽しい毎日が待ってるはず……(笑)
2xxx年3月某日
パチン……
その音で目が覚める
叶夢「ふわぁー……戻ってこれたかな?」
と独り言を呟きながらベットから起き上がる。
いつも見慣れた天井。
可愛く飾られた机や壁
そして、山になった自分の服。
その山を越えて部屋を出ると
鼻腔をくすぐる美味しそうな匂いがした。
私の名前は北上叶夢
私には生まれつき持っていた力がある。
指を鳴らせば今自分のいる時間軸から違う時間軸に
移動することが出来る。
過去、未来と様々な時間軸に
移動することが出来る。
この力に気付いたのは中学生の頃。
誰も居ない放課後の教室
何気なく鳴らした指パッチン。
勢いよく変わる景色の中に吸い込まれた。
何が起きたのか分からずパニックになりながらも
もう一度指パッチンを鳴らした。
すると元居た教室の自分の机にとっぷして
寝ていた。
夢でも見た気分だった
お母さん「あら、やっと起きたのね叶夢。いくら呼んでも返事がないから、いないのかと思ったわよ。」
叶夢「ごめんごめん。」
笑いながら食卓につく。
目玉焼きにソーセージ、サラダに味噌汁にご飯。
毎朝のお気に入りのメニュー
叶夢「いただきます♪」
勢いよく手を合わせ食べ始める
私はお母さんと二人暮し。
お父さんは些細なことでお母さんと喧嘩して
出ていってしまった。
プロローグを読んでいただきありがとうございます。
黒結彩です。
初の執筆(人生初)の為
読みづらい部分や誤字脱字等気ありましたら
容赦なく報告頂きたいです(笑)
毎日少しずつではありますが更新頑張らせて頂きますので
どうか、よろしくお願いしますo(_ _)o ペコリ