表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

イチゴチョコレートと気まぐれサンタさん

作者: 獅子野宇佐

サンタさんから、チョコレートを貰った。



とろけるような苺のチョコレート。小さいくせに、馬鹿みたいに甘くて、少し安心する。

あぁ、どうせ君は皆にくばってるんだろう。 どうせ、君の気まぐれなんだろう。

そう考えると、少し悲しくなる。

だけど。

少し。

胸がドキドキしたのは何故?


私だけのサンタさん。

赤い服じゃないサンタさん。

笑顔が素敵なサンタさん。

身長の高いサンタさん。


私がどんなに君に恋しても。

君には届かない。

なのに。なのに、こんなの。ずるいよ。ずるすぎるよ。


『行かないで』なんて事言えやしないけど。


見上げると、空は真っ暗だった。

寒い夜。

お母さんからの怒りのメール。

そして。

サンタさんからのプレゼント。

きっと意味があるんだろう。

意味が無くても、私が意味を見つけ出す。


とりあえず、サンタさんにありがとうと手紙を出そう。


くつ下の中に下心を隠して。


やっぱり、恋愛小説の方が楽しいです。


初投稿『恋味ソーダ』

もよろしくお願いいたします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  幼稚園の頃にサンタからプレゼントをもらったのを思い出しました。(サンタの格好をしていたのは祖父です)
2017/03/11 11:21 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ