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それは1つの『傷』の物語。①  作者: 紅葉カエデ
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【後篇】想う1人は傷を残す。

それは1つの傷の物語。①【後篇】



第3章


 相変わらず、ピッピッと無情に鳴り続ける機械音の中、柘榴ざくろ拓也は声なく涙を流していた。


 父親から搬送された病院を聞いた後、拓也はすぐに駆け出した。電話からはまだ拓也と呼ぶ声がするが、拓也の耳には入ってこない。ただ無事であってほしい、それだけを願い拓也は走った。自分はどうなっても構わないから、どうか、どうか無事であってくれと。拓也は走り続けた。葵の母親が手術室の前で泣き崩れているのを見るまでは。

 足元から地面が崩れ落ちる感覚とはこういうことをいうのだろう。一点の光もない暗闇にポツンと立たされる気分とはこういうことをいうのだろう。自分の中でなにかが止まった音を拓也は聞いた。

 

 手術が終わり葵はICUに移された。拓也も落ち着きを取り戻し始めていたころ、父親がやってきた。

「先生から話を聞いてきたよ・・・」

 そこで初めて拓也は事故のことを聞いた。葵は商店街を歩いていたところ暴走した車にはねられたそうだ。運転手は飲酒の上居眠り運転をしており、休みの日の商店街もあってか他数人を巻き込む大事故となった。幸い葵には外傷がほとんど見られなかったが、倒れたあとの打ちどころが悪かったらしく今も意識が戻らない。

「手術は成功したんだよな!だったら・・・だったら葵は・・・っ」

 拓也は怒りとも呼べないその感情を父親にぶつける。

 手術は成功した。執刀医は最善を尽くしたと言う。しかし、葵の意識が戻るとは断定できないそうだ。

 最後に父親は事故当時、葵が持っていたというしわくちゃになった拓也宛ての手紙を渡し、その場を去った。

 父親が去り、どのくらい時間が経っただろう。拓也はその手紙の封を開けた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 拓也へ


 拓也がこの手紙を読んでいるということは、私はもうこの世界にはいないのかもしれない。なんてね冗談(笑)

こうやってちゃんと拓也に手紙を出すのは初めてだね。しかも、直接会って渡されたからびっくりしたでしょ?ちょっとね、会うとうまく伝えられないかもって不安でいっぱいで手紙にすることにしました。(私にだって女の子っぽいとこはあるんだよ?笑)


 私、東京へ引っ越すことになりました。

 もともとね、お父さんの仕事のプロジェクトで決まっていて、ずっと「まだまだ先の話だろう」って言わずにいたんだけど、拓也との思い出ができるごとにどんどん言えなくなっちゃって。結局この手紙にいたるというわけです。

 拓也、覚えてる?最初、東京から転校してきて同級生の女の子にうまく馴染めずにいた私はよくからかわれていました。そしたら、その時拓也が「お前らいい加減にしろよー!」って助けてくれたんだよね。懐かしいなぁ。

 それから、拓也と仲良くなって、拓也の剣道を初めて見たとき、すっごくびっくりしました。武道ってさ、野蛮なイメージがあったんだけど、拓也の剣道はとても綺麗で強くて、なにかのショーを見ているようで感動しました。

 あの頃の拓也は剣道に一生懸命で熱くて、それでもって優しくて。本当に拓也は私にとっての王子様のような存在でした。

 今では、「惰性だ」と言っているけれど私は私なりにちゃんと拓也を見ているつもりです。あの頃の拓也を知っている周りのみんなは変わったなーって言うかもしれないけど、拓也はなにひとつ変わってない。一番近くで一番長い時間見ている私が言うんだから間違いないよ。なんでもかんでも自分で責任負って背負い込みすぎてしまう不器用で弱いところもあるけれど、誰よりも優しくて誰よりも熱い心を持っている拓也は今でも私の王子様です。


 私はそんな柘榴拓也のことが、好きです。


 ずるいよね。別れ際にこんなこという女って。私が拓也だったらこんなずるい女、ぶっ飛ばしたくなるよ。

 だからさ、私をぶっ飛ばしに全国大会きてよ。

 重いって思われてもいい。私、ずるくて重い女だから、「お前いい加減にしろよ!」って怒りに来てよ。


 拓也は必ず私を叱ってくれると信じているから、さよならは言いません。


 拓也、またね。


                                  月永 葵


――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 手紙にはぽつりぽつりと斑点模様ができていた。涙でインクは滲む。

「・・・ほんといい加減にしろよ。説教してやれないじゃないか」

 俺は月永葵のことが好きだ、そのことに気が付いたのはもう何年前だろう。失って初めて気付いたり後悔する話は決して珍しい話ではない。一方で、誰もがみんな自分は大丈夫だと思っている。拓也も例に同じく、いつかこの気持ちは必ず伝えることができるだろうと盲信していた。

「・・・一番大切な人も守れなくてなにが王子様だ。あの時だって俺はお前を守ってやれなかったじゃないか」

 葵は転校したての頃、同級生の女の子からいじめにあっていた。ある日それを見かねた拓也は彼女たちを止めに入った。しかし、この話には続きがある。1人の女の子が「拓也には関係ないでしょ!」と拓也に石を投げつけた。葵はとっさに拓也を守ろうと拓也の前に出る。石はちょうど葵の額に命中した。その時の傷は今でも残っている。

「葵、俺これからどうすればいいんだよ・・・」


 依然、葵の意識が戻る気配はない。

「そろそろ帰ろう」

 拓也の父親は拓也の頭を撫でる。いつもは鬱陶しいと跳ね除けるだろうその手は今の拓也にとってはあまりにも大きかった。拓也は立ち上がる。すると、手紙が入っていた封筒からなにかがぽとりと落ちた。

 【一念通天】

 手作りの道着を模したキーホルダーのようなものにはそう書かれてあった。


8年前――――

『一念通天って言葉知ってるか?』

『なに?いちねんつうてん?どういう意味、拓也くん?』

『とにかく頑張れってことだってお父さんが』

『えぇーなんか大変そう?』

『でも、頑張っていたら、それをちゃんと神様が見てくれてて、なんでも願いごとも叶えてくれるんだって。すげーだろ!』

『神様ってサンタさんよりもすごいんだね!拓也くんはどんなお願い事をするの?』

『そ、それは、今は言えねーよ!だけどさ、だから俺頑張るんだ!剣道も勉強も1番目指して、今自分にできることを頑張る!一念通天。俺、この言葉好き!』

『拓也くんだけお願いするのずるい。私も頑張るー』


 一念通天。それは拓也の昔からの座右の銘。

頑張っていたら、葵が好きになってくれますようになんて馬鹿な願い事をしてた時期もあったなぁと拓也は思い出す。

 今、自分にできることを頑張る。そうすれば、願いは天に届く。

 拓也はそれを拾い上げ、決意する。もう迷わない。自分にできることなんてもう1つしか残っていないのだから。

「親父、明日から稽古付き合ってくれよ」



第4章


 次の日、HRでは葵の事故の話がされた。葵と仲の良かった女の子たちは皆涙を流した。

 自分にできることをする。そう決意した柘榴ざくろ拓也はただひたすらに剣道に打ち込んだ。授業が終わると学校の道場に向かう。部活が終わるとその足で病院に向かい葵の顔を見た後、また家の道場で稽古をする。こんなことをしてなにになる、全ては自分の自己満足だ、少しでもそのような不安や疑問が生じると自分が押しつぶされそうになる。そんな恐怖と拓也は四六時中戦っていた。剣道をしている拓也にはかつてないほどに近寄りがたい凄みがあり、その様子を見ていた人たちの間では彼のことを心配する声も少なくはなかった。しかし、父親は自分の息子を信じ、「うちの息子は必ず自分で答えを見つけてくる。だから今は見守ってやってくれないか」と周りの者に伝えた。

 葵はしばらくして個室に移されたが、彼女の容態が好転する様子はない。ただ眠っているようにしか見えないその眼が開くことはとうとう2週間経っても、なかった。

 大会まであと1週間。1日目に個人戦、2日目に団体戦が行われる。どちらも優勝のみが全国大会に駒を進める。拓也は顧問に「今の自分には団体に出る資格はない。だから、個人戦のみでお願いします」と頭を下げ、顧問はそれを静かに承知した。

 大会が近付き、ワイドショーでは連日のように注目の黒崎大吾を特集で取り上げ、日増しに賑わいを高めていった。


 大会当日。

 柘榴拓也は朝早く家を後にした。会場で部員と合流した拓也はアップを済まし、開会式を待つ。

 ロビーのベンチに座り目を閉じ集中する。拓也の心は自分でも驚くほど落ち着いていた。今は不安や疑問など一切浮かんでこない。大丈夫。やれる。拓也は一歩を踏み出した。


『正面に礼!はじめっ』

 開始の合図とともに大会は始まった。

 拓也は1回戦2回戦・・・と勝ち進み、いよいよ準々決勝まで駒を進めた。ここまでくるとどの選手もある程度名の通った選手ばかりが残っており、その中でも唯一高校剣道で結果を残してこなかった拓也は周囲をざわつかせた。

 一度外の空気を吸おうと外に出ると黒崎大吾がなにやら取材をされているのが目に入った。


 黒崎大吾は柘榴拓也のことを知っていた。いや、忘れることができずにいた。大吾は中学最後の大会で個人団体ともに1本も取られることなく全国大会優勝を達成し、その圧倒的な強さは1000年に1人の天才と世の脚光を浴び、その名を轟かした。確かに大吾自身、驕りでもなんでもなく、ただ純粋に自分の敗北する姿が想像できなかった。1000年に1人は言い過ぎだとしても今の学生剣道において自分を脅かす存在はいないと確信していた。ただ1人、柘榴拓也を除いて。

 大吾は中学最後の大会、地区予選団体3回戦で拓也と剣を交えていた。大吾は思った。勝てると。決して慢心していたわけではない。1本を取り、2本目が始まる。2人が一歩間合いに入った瞬間、大吾の背中に悪寒が走った。見えない。それは大吾がかつて経験したことのない感覚だった。竹刀の動きが見えないわけではない。振りのスピード自体は一般的である。ただ先ほどまでの勝利への確信を大吾は見失っていた。しまった、大吾は初めて打たれる恐怖を感じた。しかし、ビーッと試合終了の合図が鳴り拓也の竹刀が大吾に届くことはなく試合は終了した。

 大吾はそれ以来一日たりとも拓也との試合を忘れることはなかった。幾多の大会を制してもなお、あの時の感覚が分からずにいた。

「すいません。試合に集中したいので失礼します」

 大吾は記者にそう伝えると「そうだよね。ごめんなさい」と記者は会場の中へ去っていく。大吾の目に拓也の姿が映る。このままいけば、拓也とは決勝で当たる。ついにあの日感じたものを確かめるチャンスがきた。無意識に胸が高まる。

「柘榴拓也!」

 大吾は拓也の名を呼ぶ。


 自分の名前を呼ぶ声が聞こえる。拓也は声の方へ振り返る。

「黒崎・・・」

 拓也には大吾に名前を呼ばれる謂れはない。自分の剣道に対するトラウマの原因が黒崎であることを拓也は知らない。ただ、

「決勝で待っている!」

 大吾の言葉は拓也の心を響かせるのに十分過ぎた。


 準々決勝、準決勝。

 体は動けていた。無駄な力が一切入らず全身の隅々まで完全に制御できているこの感覚。拓也のその綺麗で美しい剣筋は会場を沸かせ、観る者の心を惹きつけた。

 

 ついに拓也は決勝へ辿り着いた。

 ここまでこれたよ、葵。拓也は竹刀袋に付けた一念通天と書かれたストラップを最後に強く握りしめた。

 拓也は最後の戦場へ向かう。



第5章


 柘榴ざくろ拓也は思う。

 優勝するためにここまできたわけではない。後悔しないため。弱い自分に打ち勝つため。自分の今やれることをやりきるため。そうすれば必ず想いは届く、そう信じて。


 黒崎大吾は思う。

 俺はこの日をどのくらいの間待ったことだろう。どんなに竹刀を振ろうとも、どんなに勝ちを重ねようとも、どんなに稽古に励もうとも、いつに経ってもあの時の恐怖が頭から離れない。俺はあの時感じた恐怖の正体を知りたい。


 両者の心は過程こそ違ってがいたが非常にシンプルだった。ただ目の前に座す相手に勝ちたい。

 試合開始の合図がされる。

 両者は立ち上がる。その瞬間、拓也は得体のしれない威圧感に体が重くなるのを感じた。その圧の正体は大吾から発生されるもの。これが黒崎大吾。分かっているつもりだった。理解しているつもりだった。しかし、黒崎大吾から感じるプレッシャーはそれらの理解を遥かに凌駕した。

 大吾は少しずつ拓也へ攻め込む。じりじりと開始線から下がる拓也。このままではやられてしまう。拓也はあまりにも不注意に前に出た。

 時が止まる。

「面ありっ!」

 大吾の竹刀は拓也の面をしっかりととらえた。試合開始して数十秒。拓也の快進撃に胸を躍らせた観客は大勢いたが、そのあまりにもあっけない一撃は「やはり黒崎大吾は次元が違う」と改めて認識させた。もうだめだ、観客のほとんどがそう思った。

「・・・思い出した」

 大吾に完膚無き面を喰らった拓也は呟く。そうだ、俺はこれを知っている。中学最後の大会。自分のせいで敗けてしまったあの大将戦。黒崎大吾、お前だったのか。

 知っているからどうにかなる相手でない。ここで2本とられて負けたとしても、誰もがここまでよく頑張ったと褒めてくれるだろう。相手が悪かった仕方がないと口を揃え、同情してくれるだろう。だけど、仕方がないでは終わらせられない。お前があの日の大将であるとするならば、俺はここで引き下がるわけにはいかない。

 2人は再び開始線に戻る。

 目が変わったな。大吾は拓也の目に先ほどとは違う覚悟を見る。

 合図がされ、2本目が始まった。大吾は攻め込む。拓也は下がる。効いている。自分の攻めが確かに相手に効果していることを大吾は察する。拍子抜けだ。俺が数年悩み続け追い求めたものはただの勘違いだったのか。大吾は竹刀を振り上げる。気勢・姿勢ともに完璧。今大会の中でも最も鋭く研ぎ澄まされた技が放たれる。

 拓也はそれを竹刀で防いだ。

 相手の技を防ぐだけなら簡単だと思うかもしれない。竹刀で守ればいい。体をずらせばいい。ただそれだけのことであると。答えは違う。効果的な攻め、充実した気勢、適正なる姿勢から放たれる十全十美じゅうぜんじゅうびの技の前では、体は硬直し動けず、ただ技を受けるのみである。大吾の一撃も確かにそれであった。それであるはずだった。必殺であるはずの技を拓也は防いだのだ。

 拓也は確かな感触を得た。その完璧ともいえる技を受け止めた竹刀から腕を伝い体を駆け巡り、そして脳へ、拓也の全身に電流が走った。2本目は渡さない。

 2人の激しいぶつかりあいが始まる。お互いに持てる以上の力を尽くす。大吾の技を防ぐのに精一杯だった拓也だが、次第に拓也が大吾に攻め込む場面も出てきた。

 拓也は辿り着こうとしていた。黒崎大吾が見る世界に。2人の攻防はさらに熱を増す。

 試合時間はあとどれくらい残っているのだろう。皆が時計を気にし始めた頃、大吾は笑った。

 恐怖に笑ったのだ。生涯で2度目のあの恐怖に。

 拓也の竹刀が大吾の面を穿つ。

「今度は間に合ったぜ最強」

 一瞬の静寂。そして、会場は震える。あの黒崎大吾から1本をもぎ取った。中学以来誰も成し得なかったことを拓也は成し遂げた。

 やっと分かった。大吾はついに理解する。あの時感じた恐怖の正体を今やっと理解する。ただ自分よりも強い。自分より強いから怖い。生けるものが本能的にもつ防御反応、たったそれだけのことだった。だが、だからこそ、負けたくない。それは大吾にとって初めての感情だった。

 試合は延長戦に入る。両者、技なく攻め合う。次の技で勝負が決まるであろう。2人は思った。

 どちらへともいえない応援が会場に響く。戦いの海にその身を投じる2人にその声は聞こえない。

 どこかで雫が水面に落ちた。それが合図だった。

 2人の剣は交わる。


「拓也、勝って!」

 拓也は確かに聞き慣れた声を聴いた。拓也の体は加速する。

 剣道の勝負はまばたきの間に決まる。両者の竹刀は互いに面をとらえた。

 完全敗北だ――――――、大吾は目を閉じる。

 拓也の竹刀が大吾よりも先に相手の面を打った。

 会場はその歴史的瞬間に今日一番の盛り上がりを見せた。中には無意識に涙を流すものもいる。

 ありがとう、葵。

 拓也は蹲踞しながら心で呟く。あの瞬間、確かに葵の声を聴いた。

 試合場から離れ、防具を外す。祝福の声が拓也を囲む。


「走れ!拓也、葵ちゃんが目を覚ました」

 拓也の父親が叫ぶ。

 試合が終わり、葵の父親に報告しようとした父親は試合中に届いていたそのショートメールに気付いた。

 柘榴拓也は会場を飛び出した。頭より先に体が動いていた。

 自分のやってきたことは間違えていなかった。

 道着に袴姿で街中を走る姿は注目を浴びたが、拓也には関係なかった。

 拓也の体は連戦に継ぐ激闘でもう動けるような体ではないはずである。立つのもままならないその体で拓也は全力で走る。

 一念通天。想いは天に通じたのだ。

 病院に着き、葵の病室へと急ぐ。途中、拓也の名前を呼ぶ声がしたように聞こえたが、拓也は走るのをやめない。

 あの扉を開けたら、葵が待っている。あの笑顔が待っている。

会ったらまず、お前いい加減にしろよって怒ってやる。それから、ありがとうと伝える。

 そしたらちゃんと今度こそ葵への想いを―――――。

 拓也は扉を開ける。

 




 気持ちいい風が病室を吹き抜ける。静かに深い眠りにつく彼女の額には、傷の痕があった。



それは1つのこいの物語。








―――――― 完 ――――――


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