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駅で2

三波 りんかのめは虚ろで何か嫌な予感がする。走る。そしてなった。

「そろそろ電車が出発します。」

走る。そのなか頭の中はぐるぐる回っていた。何か・・・思い出してしまいそうで振りほどこうと思い切り走り右手を前に伸ばす。バランスを崩しかけるがかまわず走れるような体制にして走る。間に合わなくてはいけない。そして叫んだ。三波 りんかは驚いてこっちをみた。三波 りんかの前に踏み切りをはさんで私は立った。息を整えようとするが整えれない。しかし我慢をして背筋を伸ばした。

三波 りんかは以前いじめにあっていた。私は何か似ている自分を見ているようで近寄った。ある日三波 りんかは言葉を放った。

「ありがとう。」

と。言われると私は照れくさく思った。しかし何故それを言われたのかがいまいち分からなかった。いじめなど興味も関心もない私には全く関係なく。今回はこちらが伝えるべきだと思った。

「ありがとう。そしてこれからもよろしく・・・ね?」

私は少し照れくさかったが向こうをしっかりと見ていった。

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