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空は・・・
授業中も特に聞くわけでもなくただただ眺める。そら。くも。を。そして考える。なぜ私は三波 りんかを見ていて誰かに似ていると思ったのだろう。そしてそれは一体誰なのか。もともと暗記力はいい方ではないため意識があまりはっきりしない。でも感じるのだ。誰かに似ていると。そしてその誰かの人生の行った先はいいものではなかったように思う。だからそれをまた繰り返したくない。そしてその道を行こうとしかけている三波 りんかを阻止をしたいと思ったのだ。何か・・・嫌な物を感じながら。
そして授業が終わっては始まってそしてまた終わる。そして学校が終わった。そして家に帰りゲームをする。誰もいない家はしんと静まっていた。そのなかゲームの音だけがなる。