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キッカケ

作者: ひじり

きっかけはすごく些細なこと、でもその結果はすごく大きなこと

 いつからこんなふうになったんだろうか。

あの頃は毎日が楽しくて楽しくてしょうがなかったのに

いつからこんなに辛くなったのでしょうか。


彼氏と別れて落ち込む君の弱みにつけこんだ僕

それは悪かったと思うけれど

悲し顔をする君をほっとけなかったんだ。


 いつしか僕たちは一緒にいるようになったよね

付き合ったわけじゃないけれど

暇さえあればメールして、遊んで、電話して

バイト中に隠れてかけてきたこともあったっけ

少しずつ笑顔になる君を見て僕も笑顔が増えていったんだ。


だけどあの日から

僕が君を傷つけたあの日から

僕らの関係は変わってしまった――


文章は冷たくなって

笑顔は少なくなって

会うのも少なくなって


やっぱり元カレが忘れられないって君は僕に言った


あの時こうしていれば

あんなことさえしなければ


僕らは今でも君と笑い合えてたでしょうか

君とまた手を繋いで

一緒に道を歩いていられたのでしょうか――


すいませんでした。

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