P26 頭の体操「3回で出来る?」①
オープニングで、日本人は「3」という数字が好きらしいという話をしました。
今回は「3回で出来る?」という有名な頭の体操を紹介したいと思います。
「3」にちなんで、3問出したいと思います。笑
第1問
27個の球があります。外から見るだけでは区別がつかないのですが、この中に1個だけ重い球が混ざっています。
天秤を「3回」使うことで、その1個の球を見抜いてください。
この問題は割と有名な頭の体操でして、今回あげる3問の中では1番易しいです。
てなわけで早速解答。
もう少し自力で考えてみたい人のために、解答は下へ記載します。解答を見たい人はスクロールして見てください。笑
では解答。まず27個の球を9個、3つのグループに分けます。
図のようにA・B・Cのグループ名をつけておきましょう。
さて、1回目の天秤使用ですが、A・B2つのグループを天秤の左右に皿にのせます。
この1回目使用で
天秤が左に傾けば、Aグループの中に【重い1個がある】
天秤が右に傾けば、Bグループの中に【重い1個がある】
このような結論になるのがわかりますね。重い球がいるグループの皿は下へ傾くはずですから。
ということは
天秤が釣り合った場合、Cグループの中に【重い1個がある】
これも言えるわけです。
左に傾いても、右に傾いても、釣り合っても、重い球が属しているはずの「9個のグループ」を特定した事になるわけです。
残り2回の天秤使用で、9個の球から1個の重い球を特定すればよいわけです。
さて、重い球がいるはずの9個グループ。これをまた3つ3つ3つのグループに分けます。
3つのグループのうち1つを天秤の左皿に、もう1つのグループを天秤の右皿にのせます。自動的に、天秤にのらない1つのグループもあるわけです。
これが2回目の天秤使用になるわけですが……
1回目同様
天秤が左に傾けば、左皿上にある3個の中に【重い1個がある】
天秤が右に傾けば、右皿上にある3個の中に【重い1個がある】
そして
天秤が釣り合えば、天秤に乗せなかった残り3個の中に【重い1個がある】
という結論が導き出されます。
つまり2回目の天秤使用で、【重い1個がある】3個のグループを特定した事になります。
ここまできたら、次どうするかわかりますね。【重い1個がある】はずの3個のグループから、1個を天秤の左皿に、もう1個を天秤の右皿に乗せます。
これが最後3回目の天秤使用になります。
天秤が左に傾けば、左皿上にある球が【重い球】
天秤が右に傾けば、右皿上にある球が【重い球】
そしてもちろん
天秤が釣り合えば、天秤に乗せなかった1個が【重い球】
となるわけです。OKでしょうか?
以上のような流れで天秤を3回使用すれば、27個の中から1個の重い球を特定できるというわけです。
では……
第2問いきますよ。かなり難しいと思います。
12個の球と天秤があります。12個の球のうち1個だけ重さの違う球が混ざっています。ただし標準の重さより、重いのか軽いのかはわかりませんし、もちろん見た目での区別も不可能だとします。
天秤を3回使用することで、重さの違う1個を特定できるか?
という問題です。
個人的にこの問題は非常に思い入れのある問題です。
私が大学3年生の時、数学の授業で教授がこの問題を出題したんですね。
「出来るというのであればその手順を示し、
出来ないというのであれば、なぜ出来ないのかを示せ」
とまぁ、いかにも数学の問題らしい事を要求し
「宿題とする。
この問題の解答をレポート用紙にまとめ、1週間後の授業終了時に提出せよ」
タイムリミットは1週間なわけですね。
当時学生の私は、毎日この問題を考えました。
結局どうやっても無理だと判断し、レポート用紙に「出来ない」と書いて
さぁ、じゃぁ、出来ない理由はどう書こうか
と考えていました。結局出来ない理由も思いつかず、寝る事に。
ラマヌジャンという「超」のつく天才数学者がいます。彼は難解な公式を実に3250個も導き出しました。32歳という若さで亡くなった事を考えると、驚異的な数字です。
面白いのは、どうやってそれら難解な公式を導き出したかという事。彼は夢の中に女神が出てきて、それらの式を教えてもらったと言います。
まぁ彼についてはまた、いつかくわしく話すとして……
私も12個の球と天秤の問題は、3回使用では重さの違う1個を特定できないと結論づけたんですが……
なんと締め切りが次の日という就寝の時、ビビビと雷光がはしったんですね。きっとあれは女神だったのかもしれません。笑
そう。
この問題、実は重さの違う球を3回の天秤使用で出来るのです!
その気になる解答は次回!
興味ある人は是非とも考えてみてください。




