P24 数学用語で脳トレ
久々にこちらを更新します。笑
ここ最近は、数学ネタよりもプログラミングの仕事の方を優先していました。
仕事はプログラミングと数学なんですが……
プログラムは好きなんですけどね。気がついたら数時間が余裕で過ぎているので怖いですが。いや、数学も嫌いじゃないですが、仕事で数学はちょっとね。苦笑
さて、教科書の24ページでは【ネックレス順列】について学びます。この【ネックレス順列】、一昔前の教科書では【数珠順列】という言葉で紹介されていました。
この呼称が変わった理由というのが
最近の子供は【数珠】というものがわからないから
らしいです。
そうですか。最近の子供は数珠なる物がわからないのですか。
【数珠順列】という言葉は、「早口言葉」としてよく扱われるんですね。
早口言葉は、脳を活性化する、いわゆる「脳トレ」にもなりますので、これから言うことを早口で言ってみてください。
では……
あなたはいえますか?
数珠順列 数珠順列 数珠順列
数珠順列 数珠順列 数珠順列
数珠順列 数珠順列 数珠順列
すらっと言えたあなたはすばらしい。
数学と全然関係ないんですが、私は次の早口言葉も好きです。
シャア少佐 シャア少佐 シャア少佐
シャア少佐 シャア少佐 シャア少佐
シャア少佐 シャア少佐 シャア少佐
てなわけで、今回は「数珠順列」で早口言葉を言ってみようでした。
★☆
元々このページでは早口言葉を書こうと思っていただけに、やけに短く終わってしまいました。
せっかくですので、何か書いておきます。笑
数珠といえば……
私自身、ある人物に拉致されて、部屋に押し込まれて、数珠を持たされ、何か念仏のようなものを唱えさせられたという経験があるんですが……
まぁ、それはただのネタなのでここでくわしくは言いません。
少しためになる話をしますか。
数珠といえば……
私なんかは空海がそれをもって念仏を唱える姿が浮かびます。
唐へ渡り、密教の奥義を伝授され、日本に戻り真言宗の開祖となります。弘法大師としても知られていますが、その諡は空海の死後、醍醐天皇によって贈られたものです。
三筆としても知られる空海。三筆とは日本三大書道家の事で、あと2人は橘逸勢と嵯峨天皇で、いずれも同時代を生きた方々です。
歴史好きの私としては、「おもしろ空海エピソード・ベスト3」なるものを知っていただきたいので紹介します。
①五筆和尚
唐の長安に留学に来ていた空海。その優秀さは世に知れ渡り、時の皇帝・順宗に招かれる事に。そこで皇帝は王羲之の書の修復を命じました。王羲之は中国史上最高の名書家で、書聖としても有名です。
空海は書の修復をするのですが……
なんと両手両足に筆を握り、さらに口にも筆をくわえ、5本同時にそれらを操り書を書き上げてしまったというエピソードがあります。
いっけん「大道芸か!」という技ですが、かかれた文字が見事なもの。皇帝は非常に感服し、空海に「五筆和尚」の称号を授けたと言われています。
②空海はまだ生きている
仏教用語で死を意味する「入寂」や「入滅」という言葉があります。
しかし空海の最期は「入定」と呼んでいます。
悟りを開くために精神を集中し、無念無想の状態になる事を禅定といいまして、いわゆる修行の1つなんですが、その禅定を行うことを「入定」と言います。
空海の最期は、高野山にある奥の院へ「永遠の禅定」に入ったという事で、「入定」と言われているんですね。
つまり、空海はまだ生きていて、精神を集中した状態にいる……というわけなんです。
③弘法、筆を選びまくり
「弘法、筆を選ばず」ということわざがありますよね。書道の腕がたつ人物は、道具なんか選ばず、どんな筆でも立派な字を書いて見せますよという意味。
ところが実際の弘法大師、すなわち空海は筆を作る職人にあれこれ注文をつけていたという記録が残っています。また
良い職人が良い道具を用いるように、書道家も良い筆を用いるべきだ
という言葉を残した記録もあるそうです。彼の残した書からも、場合によっていろいろな筆を使い分けている事があわかっており、筆に関してはかなりのこだわりがあったようです。
というわけで……
弘法、筆を選ぶ
が、正しい言い方になるのかも。笑




