横綱昇進を決める場所の偏りに関して
大関が横綱昇進を決めるのはどの場所が多いだろうか。年6場所なのであるから、その確率は各場所 1/6 に近い数字になりそうだが、かなりの偏りがある。
大相撲が年6場所制になったのは昭和33年からで、今年(令和8年)で、69年目を迎えるわけだが、年6場所制になって以降、第45代の若乃花から第75代の大の里まで、31人の横綱が誕生している。
それぞれの力士が横綱昇進を決めた場所は以下のとおりである。言うまでもなくその翌場所が新横綱の場所であったということになる。
45 若乃花 初
46 朝潮 春
47 柏戸 秋
48 大鵬 秋
49 栃ノ海 初
50 佐田の山 初
51 玉の海 初
52 北の富士 初
53 琴桜 初
54 輪島 夏
55 北の湖 名古屋
56 若乃花 夏
57 三重ノ海 名古屋
58 千代の富士 名古屋
59 隆の里 名古屋
60 双羽黒 名古屋
61 北勝海 夏
62 大乃国 秋
63 旭富士 名古屋
64 曙 初
65 貴乃花 九州
66 若乃花 夏
67 武蔵丸 夏
68 朝青龍 初
69 白鵬 夏
70 日馬富士 秋
71 鶴竜 春
72 稀勢の里 初
73 照ノ富士 名古屋
74 豊昇龍 初
75 大の里 夏
初場所 10人
春場所 2人
夏場所 7人
名古屋場所7人
秋場所 4人
九州場所 1人
なのである。
第44代横綱 栃錦は、初、春、夏、秋の年4場所制だった昭和29年秋場所に横綱を決め、翌昭和30年初場所が新横綱の場所だったわけであるが、
第65代横綱の貴乃花は、その栃錦以来、年6場所制になって以降は唯一の、新春の初場所を新横綱として迎えた力士なのである。
安青錦がきたる令和8年春場所で横綱昇進を決めれば、年6場所制以降では朝潮、鶴竜に続いて3人目。記録的にはかなり珍しい、大阪春場所で横綱昇進を決めた力士ということになる。
が、先場所、初優勝の翌場所の連続優勝という、
確率的にはかなり稀な記録を成し遂げた安青錦なので、この記録もあっさりと成し遂げてしまうのかどうか、注目しております。




