おとこふたり、まちぼうけ
貧乏暮らしの春兵ヱ&秋親は、やたらめったらすごくて偉いと噂のゴトウ先生に儲け話を教えてもらう為、朝から出張る。立てば一刀斎、座れば春信、歩く姿は菊之助――とは貧乏長屋でも評判の法螺吹き男の談。
あの人か、いやいやあの人か、もしかするのあの人か……いつまで待っても先生は来ない。そうするうちに、待ち惚ける二人の周りでは別の事件が勝手に転がっていて──
※ カクヨムにも掲載
※ 『ゴドーを待ちながら』『三囲神社の夕立』を着想元にしてますが、内容には関係ありません。
あの人か、いやいやあの人か、もしかするのあの人か……いつまで待っても先生は来ない。そうするうちに、待ち惚ける二人の周りでは別の事件が勝手に転がっていて──
※ カクヨムにも掲載
※ 『ゴドーを待ちながら』『三囲神社の夕立』を着想元にしてますが、内容には関係ありません。
何処からか男二人がやってくる
2025/04/26 08:00
娘と老婆が通りがかる
2025/04/26 08:30
店には胡乱な店主、通りには賑わいが出る
2025/04/26 09:00
通りがかるは冷や水売り
2025/04/26 09:30
子どもが一人、床机の下にいる
2025/04/26 10:00
絡んできたのは目つきの悪い侍
2025/04/26 10:30
やって来たのは疑い深い優男
2025/04/26 11:00
そこに冷や水売りが合流する
2025/04/26 11:30
娘と韋駄天婆さんが戻ってくる
2025/04/26 12:00
ゴトウ先生はまだ来ない
2025/04/26 12:00