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「僕と世界と推しと」  作者: - 晩26 -
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第4話 - 推し活仲間との出会い

Lunaのオンラインライブが発表されてから数日後、光也のSNSの通知が一気に増えた。「Lunaファン交流グループ」の招待通知がその中に混ざっていた。


「これって……同じ推しの人たちが集まるやつか?」


少しの興味と不安を抱えながら、光也は招待リンクをタップした。そこには、Lunaを応援する人々が集まり、ライブの準備や彼女の魅力について語り合っていた。


「初めまして! Luna推し歴1年の花です!」


「こんにちは! 推し歴半年のリュウです!」


光也は挨拶の流れに少し緊張しながら、チャットに打ち込んだ。


「初めまして。光也です。Luna推し歴2年です。」


すると、すぐに多くの返信が返ってきた。


「2年!? すごい古参ですね!」

「いろいろ教えてください!」


初めてのオンライン交流に戸惑いながらも、光也は少しずつ会話に加わることができた。同じ推しを持つ人々との話は想像以上に楽しく、次第に笑顔が増えていった。


「ライブの見どころ、どこだと思います?」


「やっぱり歌パートが一番楽しみ! でも、トークパートも面白そう!」


会話が進むにつれ、光也はLunaを共有する楽しさを初めて感じ始めていた。彼にとって「自分だけの推し」という思いが変わる瞬間が、ゆっくりと訪れていた。

Xにも同時投稿中。X版はイメージ画像付き。

最新話はこちらをフォロー

https://x.com/bank26nt

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