さっちゃんのゆめ
さっちゃんは、もうすぐ1さい。
10月がおたんじょうびです。
さっちゃんのおたんじょうびは、おばあちゃんのたんじょうびと3日ちがいです。
おばあちゃんは、そのことをとってもよろこんでたんだって。
さっちゃんは、9月のある日、ゆめをみました。
おばあちゃんといっしょにケーキをつくるゆめです。
おばあちゃんが、生クリームを泡立ててくれます。
まっ白な生クリームをスポンジケーキにぬっていきます。
さっちゃんは、ゆめのなかでは、おねえさんになっていました。
おばあちゃんがつくってくれたケーキを、さっちゃんが切っていきます。
おばあちゃんのケーキを大きく、さっちゃんのケーキを小さく切りました。
おばあちゃんが言います。
「まあまあ ありがとう。でも、さっちゃんが大きいほうをおたべ」
さっちゃんは、にっこり笑って大きいケーキをたべました。
ふわふわであまくておいしいケーキです。
さっちゃんは目がさめました。
からだをみます。
やっぱりまだ小さいわたしです。
赤ちゃんのわたし。
いつかゆめでみたようなことがおこるでしょうか。
とりあえず、おかあさんをよぼうかな。
「あーん あーん」




