表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/70

コング君と1年4組のおもてなし?

お久しぶりです。

久しぶりの更新です。

お待たせしました。

どうぞ♪



 《《須佐視点》》



 1年5組を出ると、白い着物姿の女の子が待ってました。


 「先輩。次は4組にご案内します。私は斎藤 (かなでと言います。よろしくお願いします。」

 「あ、はい。白いお着物って………4組の出し物はひょっとして………」

 「………えぇ………お化け屋敷です………先輩はお化けとか苦手ですか?」

 「い、嫌だなぁ!そ、そ、そ、そんなことな、な、な、な、ないよ!?お、お、お化けなんていないし?」

 「クスクス………先輩にも苦手なものがあったんですね?」

 「………だ、大丈夫だから!さぁ!行こう!」


 僕、近藤 須佐。17才童貞。身体は大きくて怖いお兄さんとか全然平気ですけど…………お化けとか幽霊とか大嫌いです!ホラー映画なんて見れません!特に最近のジャパニーズホラーは、もうダメです!

 あの首筋にヒヤリとくる感じ、洋画のようにドン!スプラッターとかじゃなくて、あのヒタヒタときてじわじわって心臓を撫でてくる感じ!もう!本当に心臓止まっちゃいます!

 で、でも………後輩達が頑張ってつくった出し物だから、せっかく誘ってくれたから………先輩、頑張ります!須佐!気合いだ!お化けなんてないさ!お化けなんて嘘さ!


 「………着きました。さぁ、先輩。こちらからお入り下さいませ。」


 4組の入口には大きく『死霊の部屋』と書かれた看板が………柳を模した飾りや、お墓の後ろにある卒塔婆(そとばとか刺さってて、その卒塔婆に赤いペンキで血糊を表現してて………


 「さ、斎藤さん………あの、コンセプトは………ひょっとして……」

 「はい………日本のホラーです……力を入れて作りましたのでお楽しみ………下さい………クスクス」


 や、やっぱり!僕の一番苦手なやつだ!

 ぐっ!震えるな僕の脚!だ、大丈夫だ!学生の作った物だ!そこまでのクオリティじゃないはずだ!お化けなんてないさ!お化けなんて嘘さ!


 「う、うん!さ、斎藤さんも一緒に行くんだよね?」

 「………はい。お供します………では………皆さん!先輩のご入場でーす!」

 「「「ようこそ………クスクス」」」


 なんだろ!?最後のクスクスって笑う声がとにかく怖いんだけど!?あと女の子の声だけって言うのも怖い!ホラーで幽霊は女の子が多いけど、怖いよ!!


 「クスクス………先輩だけのスペシャルメニューですから………存分にお楽しみに………」

 「………は、はひ!」


 僕だけのスペシャルメニューって!?要らないよ!怖いよ!夢に出るよ!


 「さぁ、まずはこちらへ………」


 斎藤さんに案内されてまずは小さな祠の前に……誰かいる?


 「グスッ………無いよぉ、怒られちゃうよぉ………」


 祠の前で泣いている女の子が………制服姿だから何か無くして困ってるのかな?


 「どうしたの?何か無くしたの?一緒に探してあげるからね。何を無くしたのかな?」

 「先輩………私の………私の………」

 「うん、君の?」

 「わだじのぉ!目がぁ!なぁいぃのぉ!」


 振り向いた女の子の目がぽっかり空洞になっていて目もとからは赤い血のあとが!


 「きゃひぃ!!」


 ぎゅっ!


 「先輩ぃ………私の目が………私の目が………」


 女の子は僕の首に抱きつき耳許でしゃべり続けます


 「先輩ぃ………私の目が………クンクン………先輩の匂い………はぁん♪」

 「あの、あの、あの、ひゃわぁ!?」


 ペロッ♪


 いきなり首筋にヒヤリとしたものが!?な、な、何!?


 「こーら、瑞希(みずき時間オーバーだよ?離れて離れて。」

 「えぇ?もう?もっと先輩にくっついていたいのにぃ!」

 「また、今度ゆっくりしなさい?ほら、みんな待ってるから。」

 「ちぇー。先輩!私は1年4組、津田(つだ 瑞希(みずきです!どうですか?怖かったですか?」

 「も、物凄く怖かった!目は?メイクかぁ………あと、首筋にヒヤリとしたのは何?」

 「………えへ♪それは企業秘密です♪また、今度お話しましょうね♪」

 「企業秘密かぁ……それじゃしょうがないか。津田さん、頑張ってね。またね!」

 「は~い♪では、お先にどうぞ♪」


 目許から血糊メイクを垂らした女子高生がにこやかに手を振ってる………シュールだ………


 「それでは、先輩………こちらへ………この道を通ると次の人が待ってます……ここは狭いので私が先に通りますね。」


 白い障子の襖が人1人通れる幅でたってます。凄いのは僕の身長より大きい事。これ作ったんだ………規格外だよね?障子の裏も見えないし………凄いなぁ。そんな感想をもちながら歩いていると。


 ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!ズバ!


 障子の格子の穴という穴から見るからに女の子の手が無数に両方の障子から飛び出してきて!?


 さわさわ………

 なでなで………


 「ひゃー!?な、何!?ダメ!そんなところ触っちゃダメですぅ!?あっ!こら!お尻撫でたの誰ですか!?あっ!前もダメ!」


 ガチャガチャ………


 「ダメ!ベルトはずしちゃダメ!ひゃー!?」


 サスサス………

 なでなで………

 さわさわ………

 むぎゅむぎゅ………


 「はい!みんな!時間でーす!」

 「あと10秒!」

 「………わかりました。1、2、3………はい!終了!」

 「ちぇー。それじゃ、みんな挨拶!せーの!!」

 「「「ありがとうございました!」」」

 「はひ、はひ、はひ………が、頑張ってね……」

 「「「は~い♪」」」


 障子に手が引っ込んだと思ったら女の子の挨拶………怒るに怒れない………ズボンを下げられそうになったけど死守しましたよ………あと僕のボクをにぎにぎしたの誰ですか!?


 「先輩のおっきかったぁ♪」

 「本当だね!」

 「みんなでかわりばんこでにぎにぎ出来て良かったね!」

 「「「うん♪」」」


 ………全員ですか………忘れましょう………あと、僕がいなくなってから話してください。ハズイです!


 「クスクス………それでは、出口に向かいましょう………」

 「あれ?これで終わり?」

 「………えぇ。」


 思ったより短くて良かった………怖かったけどね?


 「あっ!鼻緒が………先輩、ちょっと待ってもらえますか?」

 「あ、はい………直しましょうか?」

 「………えーと、はい………お願いします………」


 どれどれ………あれ?別に鼻緒、なんともなってないけど?その時………


 「クスクス……先輩………優しいですね?」

 「そんなことないけど………」

 『私にも優しくして下さい………クスクス』

 「え?ひゃわぁ!?」


 僕の前に座ってるのは斎藤さん………じゃあ僕の後ろから声をかけて来てる斎藤さんはどの斎藤さん!?


 「ねぇ、先輩………」

 『ねぇ、先輩………』


 ぎゅっ!


 『「私達と遊びましょ?」』

 「ぎゃーっ!?」

 『「クスクス♪クスクス♪」』

 「あ、あ、あ、はい!あ、遊びます!」

 「では………来週の日曜日………」

 『ファブニールで朝9時………』

 「りょ、了解!来週日曜朝9時!ファブニール!」

 「「やったぁ!!」」

 「ほぇ?………」

 「約束しましたからね?先輩♪」

 「ちゃんと来て下さいね?先輩♪」

 「え?え?え?………あっ!双子!!」

 「はい♪私が姉の斎藤 奏で………」

 「私が妹の斎藤 (うたです♪」


 そうか!良く考えてみればわかる事だった!双子だよ!そうだよ!あはは………やられた!


 「今さら取り消しは無しですよ?」

 「来なかったら泣いちゃいますからね?」

 「………参りました………約束します。来週日曜朝9時ファブニール!了解です!」

 「「わーい♪」」


 約束は約束だからしょうがないです。



 「さぁ、先輩♪これでお化け屋敷は終わりです♪いかがでしたか?」

 「怖かったよ………色々と……」

 「あはは♪みんな先輩が来るから喜んじゃって♪」

 「………先輩♪来週、お願いしますね?」

 「わかってるよ。大丈夫。よろしくね?」

 「「はい♪」」

 「それじゃ、頑張ってね!」

 「「ありがとうございました!」」


 双子の斎藤さん達に見送られて1年4組をあとにしました………


 「先輩♪お迎えに来ました♪私は1年3組の蝶野(ちょうの 優芽(ゆめです♪さぁ♪行きましょう♪」

 「あ、はい。」


 本当に迎えにくるんだね?



お読みいただきありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ