コング君と我が委員長
ブックマーク登録、評価本当にありがとうございます!
すごい励みになります!
それでは、本編をどうぞ!
《須佐視点》
「それじゃ、行ってきます!良かったら今日も来てください!」
「みんなで必ず行くわ♪須佐も頑張りなさい!」
「はい!」
「「「行ってらっしゃい♪」」」
今日もいい天気です♪お客さんたくさん来てくれるかな♪あと、午後は少し廻りたいです!他の2年のクラスの様子も見たいです!マキちゃんのクラスのスムージーも美味しかったから、また飲みたいなぁ♪
スタタタタ・・・ガシッ
「おっはよーございまーす♪須佐兄ちゃんのマキですよぉ♪」
マキちゃんが後ろから飛び付いて僕の背中に乗ります。不意討ちです!まだうちの門を出たばかりです・・・何で?ミクとマキちゃんの家はもっと学校よりなのに
「うわっ!びっくりしたぁ!・・・おはようマキちゃん。今日はどうしたの?学校とは反対だよ?」
「もう!須佐兄ちゃんと一緒に行きたいからお迎えに来たんですよ!そのくらい察して下さい!」
そうなの?何か嬉しいなぁ、わざわざ迎えに来てくれるなんて感謝です♪
「ごめん、ごめん。でもいいの?1年の女子から見たら僕は怖いでしょ?お友達寄り付かなくなっちゃうよ?」
「・・・須佐兄ちゃんを怖がるような1年女子はうちの学校にいません!」
「そんなわけないでしょ?マキちゃん以外多分話した事ないよ?」
「付属中学からあがってきた子ばかりだからみんな須佐兄ちゃんの事を知ってますぅ!ただ、大人気の先輩だから緊張して話し掛けれないだけですぅ!」
「でも、外部から入った子はやっぱり僕の事怖いでしょ?」
「はぁ・・・本当に女の子に対して自信がないんだからぁ!・・・い・い・で・す・か!現在の1年女子は全員須佐兄ちゃんを尊敬してます!それは、先輩としてとか、人間としてとか色々ありますけどぉ・・・中にはちゃんと須佐兄ちゃんを男性として見てる子だっているかもしれないじゃないですかぁ!」
「ははは、マキちゃん、気を使ってくれてありがとうね。」
「んもう!!マキの言うこと全く信じてないですねぇ!!」
マキちゃんの言葉は嬉しいけど・・・やっぱり、ないですよ。僕の見た目はでかくて厳ついですから・・・ちっちゃい子供たちにとっては着ぐるみ人形、大きくなったら厳つい大男が僕の印象だと思います。
「・・・わっかりましたぁ!証拠を見せますぅ!今日、時間がある時にマキのクラスに遊びに来てください!」
「え?それはもちろん行くつもりだったけど?スムージー美味しかったし。」
「・・・むぅ、ここは須佐兄ちゃんを迎えにいきますぅ!!」
「いや、それは悪いから!ちゃんと行くから!」
「ダメですぅ!!絶対迎えにいきますぅ!!」
「いやいやいや・・・」
「迎えにいきますぅ!!絶対ですぅ!」
「何を言い合ってるの?」
ちょうど商店街に入る所で我がクラスの委員長、東雲 薫さんが声をかけて来ました
「あっ!おはよう!委員長!」
「おはよう♪須佐くん・・・その、委員長っていい加減やめてよ。私には薫って名前があるんだから。」
「ごめん!何か癖になっちゃって・・・じゃ改めて、薫さん、おはよう!」
「うん♪おはよう!・・・それでどうしたの?あぁ、ちなみにおんぶされてる事には突っ込まないからね♪日常でしょ♪」
僕は日常にした気は・・・あれ?そう言えばほとんど毎日ミクをおんぶしてる?今週に入ってからはマキちゃんも事あるごとにおんぶや抱っこしてる気が・・・極めつけが昨日の帰り道は冬華先輩を抱っこして紗ゆり先生をおんぶしてた・・・よし、考えないようにしよう・・・向こうはただの乗り物位に思ってるだろうし!ちょっと役得ですから!健全な男子高校生ですから!ちょっとお胸の感触とか、柔らかい身体とか、いい匂いとか・・・変態っぽいですけど!
「聞いて下さいよぉ、薫先輩!須佐兄ちゃんが・・・」
マキちゃんが薫さんに説明してます・・・あれ?マキちゃんおんぶしたままなの?首に腕をまわして降りる気ゼロですね・・・
「ふむふむ・・・なるほどね。須佐くん・・・迎えに来てもらいなさい!」
「ええ!だってマキちゃんに悪いし、それに今日はクラスで焼きそばを焼くから、空く時間がわからないです。」
「何言ってるの!学園祭よ!ちゃんと遊びなさい!ただでさえ、昨日1日須佐くんに自由時間なかったんだから!今日は、朝にしっかりストックを作ってくれたら売るのはみんなでやるから!うちのクラスはブラック企業じゃないんだから!須佐くん独りに働かせる何てさせません!マキちゃん、須佐くんを迎えに来てあげて!そうね・・・11時位なら問題ないわ!そうしたら、須佐くんはそこから自由時間!全部のクラスを廻る勢いで遊びなさい!これは委員長命令です!」
「でも、それを言ったら才斗やミクも昨日1日自由時間なかった・・・」
「「問題ない!」」
商店街のお肉屋さんから才斗とミクがやって来ました・・・え?
「俺たちも自由時間あるから。久美ネェが来るから案内するからさ。」
「私も、茜や冬華先輩と遊ぶから自由時間あるよ。」
「そうなの?」
「そう!だから、しっかり貢献しようと思って朝一の買い出しにきたわけ。」
「それだったら、僕も買い出しを・・・」
「「「働きすぎ!!」」」
「え?」
「須佐は、調理指導からレシピからクラスに散々貢献してる。」
「少しは、私達にも仕事させてよ♪気持ちよく遊べないじゃない♪」
「そういうこと♪私も昨日はいろんな所を見れたわ♪だから、今日は少しだけ自由時間もらって後はお店の切り盛りでも大丈夫!」
「でも・・・」
「くどい!マキちゃん!必ず迎えに来て!強制的に連れてって!須佐くん!これは決定!いい?わかった?」
「はーい・・・」
「強制的にですねぇ♪わっかりましたぁ♪」
うぅ、でも、何か寂しいですぅ・・・
「ふぅ・・・須佐くん、君はクラスの誰より働いてくれてるわ。別にのけものにしてるわけじゃないわ。ただ、須佐くんにばかり負担をかけてるのは嫌なの。ちゃんと学園祭を楽しんで?クラスの皆の総意です。私たちは君に感謝してるのよ?」
「薫さん・・・」
「忘れないで?私達は君の事が大好きだから・・・」
「・・・はい・・・」
そうは言っても寂しいものは寂しいんですけど・・・でも、学園祭を廻らなかったら薫さんやクラスの皆の厚意を無駄に・・・悶々と悩んでると、僕の前に薫さんが立ち僕を抱き締めてきました。
「そんな寂しい顔をしないの!ワーカーホリック過ぎ!ちゃんと学園祭を満喫して?」
「ちょ!薫さん!」
元気ハツラツなムードメーカーの薫さんは容姿もミクに匹敵する美少女で、170センチを超す身長でスラッとしてて、黒髪でロングの髪をシュシュでポニーテールにして、スラッと物凄い美少女・・・・・・薫さんおっきいですぅ!明らかにミクよりおっきいですぅ!しかも、からかって抱き締めてるんじゃなくて僕を慰めようとして抱き締めて来てるんですぅ!ここで、僕のボクがおっきしたら信用がなくなっちゃいますぅ!
「わかりました!も、もう、大丈夫ですから!」
「本当に?もう寂しくない?」
ムギューー!
そんな!そんな抱き締められたら、本格的にピンチですぅ!ただでさえ背中にマキちゃんが乗って首筋にスリスリほっぺたをこすりつけてて不味いのに!
「ほ、本当ですぅ!寂しくないですぅ!」
「そう♪・・・でも、私が寂しいからもうちょっと・・・」
「何で!?」
「あと、須佐くんの匂い好き♪今日、1日頑張れる!」
「「わかる♪」」
「あの、本当にそろそろ・・・」
「私が抱きついちゃ嫌?」
「そんなわけなくて!むしろありがとうございます何ですけど!ちょっとピンチ「なら、もうちょっと♪」キャー!」
それから10分位薫さんは僕に抱きついたまま離れてくれませんでした。般若心経、円周率、歴代総理大臣、歴代天皇名を心の中で呟いて、天智天皇まできて離れてくれました・・・大ピンチを何とか乗りきりました。
お読みいただきありがとうございます!




