コング君とストーカー美少女
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リアルが忙しくなるので更新が遅れると思いますが必ず完結させますので、皆様よろしくお願いいたします!
それでは本編をどうぞ♪
《須佐視点》
ふぅ、今日も1日頑張りました。といっても学園祭前の期間は午後は学園祭の準備なので心地よい疲れです。僕は1日目に来るお客様の景品の試作と、自分の衣装のフィッティングです。何故か、服飾部の皆さんが総出で2着作ってくれました。
「うふふ♪この筋肉最高♪」
「良いわね♪この上腕二頭筋も舐めたいぐらい♪」
「あら♪脚の筋肉も触って良い?」
「・・・ここは・・・触って良い?」
「良くないですぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
・・・・・・ガクブル、何か怖かったです!何で?そこは関係ないでしょ!
腕やら、脚やら、お尻やら・・・身体のいたる所を触られて、採寸と称したセクハラを受けて心が疲れました。服飾部の先輩に・・・男の・・・はぁ。ひゅんってなります!僕はそっちの人間じゃないです!
「おっ、コング、今帰り?」
「あっ!門松先生!お疲れ様です!」
「あぁ、お疲れさん・・・所で・・・気づいてるのか?」
門松先生は、実は僕のおじいちゃんのお弟子さんです。家の流派、金剛心統流の達人でお歳を召した今でもその実力は健在です。
「はい。悪意がないので放ってあるんですが・・・最近、毎日何ですよね・・・」
「ははは!コングのファンか!サインの練習しとけよ♪」
門松先生は気づいているんですが・・・最近、尾行されてます。視線がずっとついてくるんです。姿は見えないんですけどね。
「もう!芸能人じゃないんだから!そんなわけないでしょ!」
「ははは!まぁ、コングをどうこうできる、奴じゃないから心配してないが・・・ケガしたら言えよ?」
ありがたいです。ちょっと相手が気になります・・・
「・・・門松先生、相手は・・・今、どこにいるかわかりますか?」
「あぁ、二軒後ろの喫茶店「ファブニール」の陰だ。1人だな。・・・泣かすなよ?」
「ご用を聞いて来るだけです・・・では!」
振り向いてダッシュ!!ファブニールを過ぎた陰!・・・いた!
「!!」
「何かご用ですか?・・・って、宮内さん!?」
「 あ、あの、その、ひ、久しぶり、です、す、須佐、くん・・・」
僕は今、喫茶店「ファブニール」の店内で1人の少女と対面しています。彼女は「宮内 茜」隣町の京成女学院に通う2年生です。髪は明るめの茶髪で、ピアスをして、制服を着崩しているいわゆるギャルっぽい感じで、身長はミクと同じくらい、胸はそこそこのロリ体型で、ミクより落ち着いてみえるので、中学生「あ、あの?」・・・しかし、何で彼女がここに?というか何で僕をつけていたんでしょう?
「あの、宮内さん?何で僕をつけていたんですか?毎日。」
「あ、あの、その、えっと、えっと、えっと・・・」
・・・宮内さんは見た目と中身のギャップが凄くて、見た目は遊んでそうな感じなのに、実は人としゃべるのが苦手で、性格は内向的、特に男子としゃべるのがダメで・・・最初みたいにいきなり泣かれなくて良かった・・・彼女は、今から1年前のゴールデンウィークに、才斗とミクのデートに無理矢理連れてかれて、そこで紹介された女の子です。ダブルデートの僕のお相手が彼女でした。出会った瞬間に泣かれて凄い凹んだ記憶と、最後に『突然泣いてごめんなさい!』と言った彼女の申し訳なさそうな顔の記憶がよく残ってます。
そして・・・
「あの、その、えっと、えっと、えっと・・・」
なれてこないと会話もままならないのでこの状態に・・・
「えっと、えっと、えっと、えっと・・・」
うーん、いつもならなれるまで付き合うんですけど、今日はカレーを作るので早めに仕込みたいんです・・・
「うーん、宮内さん。今から、ミクを呼びますからちょっと待ってて下さい。」
「えっと、あの、うぅぅ・・・ぐすっ」
「わぁ!泣かないで!怒ってないですから!ちょっと今日は夕飯の支度を早くしたかっただけですから!宮内さんが慣れるまでちょっと時間が足らないというか!だから、ミクを呼べば少しは落ち着くかと思って!」
「ぐすっ・・・はい・・・」
「落ち着きました?泣かないで下さいね?怒ってないですから。」
「あの・・・はい・・・」
「ミクを呼んでも大丈夫ですか?」
「・・・はい・・・」
trrrrrrrrr
「もしもし?ミク?」
『はいはい♪貴方のミクちゃんですよ♪』
「・・・あのね?・・・はぁ、今、ファブニールにいるんだけどね。」
『ため息はひどくない?で、珍しいね。須佐が寄り道なんて、今日はカレーでしょ?私も食べに行くから♪』
「はいはい、用意しときます。実はさ、最近僕さ、つけられてたんだ。」
『・・・うん、それで?』
「今ねその相手が目の前にいるんだけど・・・宮内『すぐ行く!』」
「切れちゃった・・・宮内さん、ミクはすぐ来るそうです。」
「・・・はい・・・」
5分後・・・
「茜!ちょっと何やってんの!!」
「ミクちゃん・・・ごめんなさい・・・」
ミクが凄い剣幕で店内に入ってきました。
「いや、ミク怒らないであげて?別に僕は・・・」
「尾行するならバレないようにやりなさいよ!」
「「はい?」」
「もっと建物の陰を使って、視線でバレないように携帯のカメラ使うとか色々あるでしょ!」
「あ、あの、ミクさん?」
「まったくもう!次は、須佐の制服に盗聴機でも仕掛けようか?」
「それはやめて!」
「はぁ、ごめんね須佐、茜が迷惑掛けたみたいで。」
「いや、別に迷惑って程でもないし、ちょっと気になっただけで。」
「茜はね、去年のゴールデンウィークに須佐に迷惑掛けたことを謝りたくてね、でもこんなんだからさ。」
「話しかけられずにずっと、後をつけていたと?」
「そゆこと。ほら、須佐の連絡先を知らないしさ、私が間に入っても良いんだけど、須佐はあの後から絶対に女の子紹介には乗らないでしょ?」
「うん、まあ自分がどれだけ見た目怖いかわかったから。」
そりゃいきなり泣かれたら、女の子を紹介してなんて口が裂けても言えません!
「須佐の見た目が高校生に見えないのは仕方ないけど!」
「おい。」
「別に、須佐は怖くないよ!ただ、茜がびびりなだけで!・・・ほら、茜謝るんでしょ!ちゃんと謝りなさい!・・・須佐はこんな見た目してるけど中身はガラスの少年なんだからね!わかった!」
ちょいちょい、僕にダメージが入るのは何で?
「ほら!茜!大丈夫だから須佐は見た目通り年上の包容力や器があるから!17才にはない三十路の包容力が!」
「僕は17才ですぅぅぅ!!ミクが苛めるぅぅ!!」
「あらあら♪須佐ちゃん、大丈夫でしゅよぉ♪ミクママがいましゅからねぇ♪」
「もおおおおお!!ミクはすぐからかう!」
「あはは♪・・・ほら、茜。」
「う、うん、す、須佐くん、突然泣いたりして、あの、ご、ごめんなしゃい!」
「はい、大丈夫です。お気になさらないで下さい。」
わざわざ1年前の事で謝りに来てくれるなんて律儀な人です。
「そ、それで、あ、あの、け、け、携帯のば、番号を交換して下しゃい・・・」
「え?僕のですか?そ、それは・・・」
「うぅぅ・・・ぐすっ」
「わぁ!泣かないで下さい!いやじゃないですから!ちょっと驚いただけですから!交換しましょう!ねっ!」
泣くのだけはやめて下さい!本当に!携帯の番号を交換してあげると
「えへ♪須佐くんのば、番号げ、ゲットでしゅ♪えへ♪えへへ♪」
泣いた子がもう笑った・・・いや、すんごく可愛いんだけど。そんなに嬉しい?
「良かったね♪茜!・・・あぁ、そうだ須佐!今日の夕食さ、茜も連れてって良い?」
「うん?良いよ。食べてくれる人が多い事は嬉しいいし。宮内さんもよろしかったら僕のカレーを食べて下さい♪」
「ふぇぇぇぇ!?い、い、い、い、い、良いんでしゅか?」
「もちろんです♪あっ!帰りは駅まで送りますから。大丈夫ですよ♪」
「あの、その、お、お、お、お願いしましゅ!」
ご飯を一緒に食べれば少しはなれてくれるかな?これは良い機会です♪
「それじゃ、茜と後で行くよん♪よろしくね♪」
「はいはい、じゃ、先に行って支度するから、また後で!」
《ミク&茜会話》
「はぁ!焦ったぞぉ・・・」
「ごめんね、ミクちゃん・・・」
「茜も、もう付け回すのやめなさい?せっかく許可貰ったんだから!」
「う、うん・・・でも会いたくて・・・」
「今まで会ってないでしょうが!今日だって須佐が気にして捕まえに来なきゃ話せなかったでしょうが!」
「うぅ、そうなんだけど・・・癖で・・・」
「あぁ、何でこんな子になっちゃったかなぁ・・・前はただ大人しいだけの子だったのに・・・」
「えへへ♪」
「今じゃ立派なストーカーだもんなぁ・・・」
「ちょ!ミクちゃん!まだ、後をつけまわすだけで須佐くんの下着とか使用済みのティッシュとか髪の毛とか集めてないよ!」
「それをやったら通報するかんね!・・・何よ使用済みのティッシュって・・・良い茜、須佐は真面目だから変な事したら本当に嫌われるからね!」
「う、うん・・・わかってる。もうしない。」
「絶対だからね!・・・それで5月から何でしょ?」
「うん、ゴールデンウィーク開けてからだよ!」
「良かったね。それでルールはわかってるね?」
「うん、大丈夫。」
「絶対に、他の人の機嫌を損ねないでよ?はっきり言ってスペックの高い人しかいないからね?その気になれば簡単に消されるからね・・・社会的にも命的にも。」
「も、もちろんだよ!唯さんも冬華さんも凄いから絶対に逆らわないよ!」
「茜?・・・あんた、もしかして皆も尾行してないでしょうね!」
「も、もうしないよ・・・」
「してたんかい!!茜が皆の機嫌悪くしても私助けない!」
「ごめんなさい!もうしません!絶対にしません!」
「・・・本当でしょうね?約束破ったら・・・」
「ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク」
「良いわ、今回だけ見逃してあげる。でも、唯さんは絶対に気づいてるからね。」
「え?そんなぁ!」
「皆で幸せになること。それが守られなければハーレムに入れてあげないから。」
「はい!わかってます!二度としません!許して下さい!お願いします!」
「本当に頼むよ!須佐のそばに居たかったらルールは守りなさい!」
「イエッサー!」
「はぁ・・・良い子なんだけどなぁ・・・」
「えへへ♪」
「誉めてない。」
お読みいただきありがとうございました!




