コング君と大和撫子お姉さんの交渉と秘書のお姉さんの交渉
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それでは、本編をどうぞ!
《須佐視点》
あ、みんなが戻ってきました。ずっと今野のおじさんと一緒にいるのはきついです。だってさっきまで、怒りにまかせてボコボコにしてた相手ですよ!気まずいったらありゃしない。謝ってたけど、まだ正直、怒りがおさまらないから、誰かいないと殴ります。きっと。
「須佐、お待たせしました。決まりましたのでお話しします。」
決まったって何がです?えーと、さっき話したのは東西さんが僕の所に来て何でもしますって言って、僕がそんなのダメですって話しですよね?
「まず、健次さん・・・貴方はクズですね。今回は須佐が制裁をくわえたので私は何もしません。ですが、本当は1年程度、病院のベッドから降りれなくしてやるつもりでした。」
「ひっ!」
「そして、2度とこのような事が出来ないように、貴方の後ろ楯共々灰塵に帰すように捻り潰してやるところでした。」
「ガタガタガタガタガタガタガタガタ」
「さて・・・健次さん?私の怖さを知ってますよね?・・・私は須佐ほど優しくないですよ?」
「は!はい!・・・はひっ・・・はひっ」
呼吸が荒くなってますね。過呼吸になりそうです。唯さんが容赦のない圧力をかけてます。僕も汗がでます。
「健次さん?まずは南美ちゃんの借金はどうしますか?」
「な、無いです!そんなものは無いです!」
「物覚えがよくて助かりますよ、健次さん。」
東西さん、借金があったのか・・・まさかそれをネタに?・・・あっ、怒りが沸々と・・・
「ヒィィィィィィィ!!」
「須佐、気を抑えなさい。ここは私に任せて下さい。大丈夫ですから。」
「さぁ健次さん、お話しの続きですよ?南美ちゃんに貴方は大変失礼な事をしましたね?謝罪が必要ですよね?」
「も、もちろんですぅ!申し訳ありませんでした。2度とこのような事はいたしません!!お許し下さい!!」
折れた腕を抱え込みながら東西さんに土下座する今野のおじさん・・・
「土下座程度ですか?健次さん?」
「も、も、も、もちろんお金も用意しますぅ!100万用意しますぅ!」
「クスクスッ!健次さん?美亜ちゃんのご祝儀より少ないですね?」
「ひっ!300出しますぅ!」
えぇ、美亜さん100万以上もらったのか・・・ご祝儀って凄いです
「あら?健次さん?南美さんは貴方の秘書ですよね?それを須佐にやろうとしたということは南美さんは解雇されてるんですよね?じゃあ、南美さんに退職金は出さないのですか?」
「だ、出しますぅ!400万退職金出しますぅ!」
「あらあら、そうですか・・・南美ちゃんは、貴方に会いたくないそうですけど・・・」
「も、もう2度と近づきません!星城会の人間も近づきません!自由です!自由です!」
「うふふ、話しが早くて助かりますよ、健次さん・・・貴方は他に何人南美ちゃんのように縛りつけ脅した人がいるんでしょうねぇ?」
「め、滅相もありません!そのような女はもういません!」
「本当ですか?健次さん?調べればわかりますよ健次さん?」
「ひっ!は、はい!嘘はありません!」
おぉ!怖いです!物凄く怖いです!父さんが唯さんを怒らすなって言ってたのがよくわかります!
「それでは健次さん・・・今すぐお金を用意して持ってきなさい。今日だけはここの屋敷に来ることを許してあげます。貴方1人で持ってきなさい。そうそう、その怪我の治療をする事はお金を持って来るまで許しません。いいですね?健次さん?」
「はひっ!す、すぐに!」
「あ!健次さん、貴方・・・須佐の料理食べましたよね?美味しかったでしょう?・・・ひどい裏切りをした貴方が須佐の心のこもった料理を食べて、須佐に何もないのはどうですかね?」
「わ、若にお礼の品をお持ちしますぅ!」
「そうですね、健次さん。よい心掛けですよ?それから・・・南美ちゃんは私達の仲間に入りましたので・・・この意味・・・お分かりですね?」
「はいぃぃぃ!」
「それではお行きなさい。健次さん?時間は有限ですよ?」
あわてて駆け出す今野のおじさん。自業自得ですね。
「あの・・・唯さん?僕、別にいらないんですけど?」
「あぁ、あの人は徹底的に痛い目にあわせないと理解出来ないみたいですし、須佐が可哀想ですから。少し位もらっておきなさい。ただし!あの人に恩を感じては駄目です!これは約束です!」
「わ、わかりました。・・・それで、東西さんはどうなったのです?今の話からおじさんのところは辞められたみたいですが?」
退職金がどうのって話してましたし・・・
「南美ちゃんはこの家に住んでもらいます。」
「えっ!だって凄いこと口走ってましたよね?僕に仕えるだの何だのって!僕は女の人を物扱いなんて死んでもイヤです!」
「ふふふ、わかってます。南美ちゃんはちょっと気が動転しただけです。安心しなさい。南美ちゃんは、桜ちゃんや美亜ちゃんと一緒です。幸せになって欲しいですよね、須佐。」
今野のおじさんに騙されてここに連れてこられたんです。それは当然幸せになって欲しいです。
「わかりました。それは当然幸せになって欲しいです。東西さん、これからよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします。須佐様。」
あのあのあの、まだ気が動転してますか?
「お願いです!様付けやめて下さい!そんな大層な人間では無いです!」
「では、どのようにお呼びすればよろしいですか?須佐様」
「おまかせします。呼びたいように呼んで下さい。」
「では、須佐様で!」
「それ以外で!」
「それでは、ご主人様、主様、飼い主様、王様・・・どれがいいですか?」
「他にないですか?」
「うーん、思い浮かびません。」
「須佐でも須佐くんでもいいです!」
「はて?」
あー!わざとだ!聞こえない振りだ!
「東西さん!」
「私も名前で呼んで下さい。」
「え?」
「名前で呼んでくれたら、他の呼び方考えます。」
「むう、・・・南美さん。」
「はい、須佐様。」
「えぇ!今、考えるって!」
「呼び捨てではないので・・・諦めて下さい。須佐様。私はこの呼び方が気に入ってます♪」
「ぐぅ、年上の女性を呼び捨てなんて出来ないですぅ!東西さん!」
「私の名前は南美ですよ?御主人様♪」
「呼び方が変わったよ?!東西さん!」
「だから南美です!飼い主様♪」
「その呼び方は無理がありますぅ!・・・うぅ、外で様付けはやめて下さい。・・・南美さん。」
「はい♪須佐様♪・・・考えておきます♪」
「んもおおおおおお!!好きにしてください!」
「さて、呼び方もきまりましたね・・・須佐様?」
「唯さんまでぇ!やめて下さい!」
「クスクスッ、須佐、それでね、南美ちゃんは私のいわゆる秘書をお願いするつもりです。よろしいですか?」
「もちろんいいですが、お給料出さないと!えーと、唯さんと僕の指導料と突発的な依頼とかので、えーと大体月に50万位ですか?」
「ぶっ!須佐様?そんなにですか?」
「ふぇ?少ないですか?じゃあ・・・うーん」
「待って待って!須佐様!多いです!多すぎます!」
「そうなんですか?うーん、唯さんにおまかせして良いですか?一般的な秘書の方のお給料を出してください。」
「えぇ、わかりました。そのように。」
「それでは、次は私達の話を聞いて下さい。」
学園長、だいぶお待たせしちゃいました。
「すいません。お待たせして。」
「構いませんよ。まず、昨日はありがとうございます。幸田の方は昨日のうちに財閥の高速艇に乗せて竜印学園に向かわせてあります。2度と会うことはないでしょう。」
確か・・・ウホッな人ばかりの学校・・・あっ、お尻がヒュンってなります!
「そして、これはお礼です。城戸。」
「はい、須佐君、これを納めて下さい。」
また分厚い封筒です!こんなにいただいても・・・
「いや、学園長。こんなにいただけません!」
「あぁ、そのお金は今から頼む事の依頼料も含まれます。」
依頼?なんでしょう?
「須佐くんの家に、紗ゆり先生を住まわせていただけないかしら?」
「はい?」
「ふぇぇぇぇ?!」
紗ゆり先生もびっくりしてますが?
「こう見えて紗ゆり先生は家事は掃除と整頓ぐらいでまともに出来ないの。」
「ちょ!学園長?!」
「私の昔の教え子でしてね、心配なの。今回、このような事があって余計に・・・この家なら、唯さんもいるし、美亜さんも桜さんも南美さんもいらっしゃいます、それに理穂さんも澪さんも真琴さんもみえるでしょ?」
確かに皆さんいらっしゃいます。
「須佐くん、お願いします。彼女の為を思って彼女を受け入れて下さい。」
深々と頭を下げる学園長。うーんどうしよう
「あの、世間体とかは?先生が生徒の家に住んでるなんてばれたら・・・」
「あら?その点は須佐くんの日頃の善行のおかげで問題ありませんわ。PTAの皆様も生徒の皆様も街の皆様も、須佐くんの事を信頼してますので。私も誇らしいですわ。我が校の生徒の信頼の高さを。」
うーん、反論できないです。それに、正直綺麗な紗ゆり先生が一緒の家と言うのは嬉しいです。
「わかりました。お引き受けします。唯さんも良いですか?」
「もちろんです!紗ゆり姉さんが一緒に住んでくれるなんて夢のようです。」
唯さんが良いなら良いです。
「紗ゆりさん、今日からよろしくお願いします。ご飯は期待して下さい。美味しいのたくさん作ります♪」
「は、はい!よろしくお願いします!須佐くん!」
「うふふ、頑張ってね♪紗ゆり先生♪色々♪」
皆々様お読みいただきありがとうございました!




