登校中のコング君
初投稿です。素人の拙い小説ですが、皆さんの息抜きになれば嬉しいです。更新は不定期です。よろしくお願いいたします。
《??視点》
「はぁ、今日も良い天気だなぁ。」
のんびりした口調で独り言を呟くこの男、名を「近藤 須佐」と言う。身長2メートルを越え、体重は100キロほど、頭髪はスポーツ刈り、彫りの深い顔だちに落ち着いた雰囲気。筋骨隆々の恵まれた肉体。まるで、ギリシャ神話の英雄が転生したかのような容貌をしている。
しかし、そのあまりにも大人びた雰囲気の彼は、実は若干17才、私立神原大学付属神原高校に通う高校生。見た目の威圧感に反して、まだ童貞の17才「ハクション!あぁ、誰かに失礼なこと言われた気がする」・・・こほん、そんな彼の優しい日常を覗いていこう。
《須佐視点》
「おはよう!コング!」
「おはよう。」
僕の名前は、近藤 須佐。見た目の厳つさと名字の近藤から、コングなんてあだ名をつけられてます。
「コング君、おはよう」
「おはよう。」
同級生の男女問わずほとんどの人がコングって呼びます。全然嬉しいんだけど・・・
「おっ、コングおはよう!今晩暇なら晩酌付き合えや。」
「はぁ、おはようございます。魚屋の大将。僕は未成年ですって毎回言ってるじゃないですか。」
「なんでぇ、まだかよ。早くコングと呑みてえなぁ。」
「あと、3年待ってください。」
「すまないねえコング君。朝からうちの宿六が絡んで。」
「ハハハ、おはようございます。奥さん。元気で何よりです。」
なぜか、近所の商店街の皆様にもコングって呼ばれて可愛がられてます。さらに・・・
「あ~コング君ダァ!!わーい!」
「みんな、おはよう!」
「こら!おはようの挨拶!」
「は~い。おはようございましゅ。コング君」
「はい、おはようございます。みんな今から幼稚園かい?車に気をつけて行くんだよ。」
「はーーい!いってきまーす!」
「コング君、学校頑張ってね。」
「ありがとうございます。お母様方もいつも送り迎えお疲れ様です。」
幼稚園児から、そのお母様方にもコングで通っています。嬉しいですけど!本当に嬉しいですけど!僕の本名知ってます?須佐ですよ?そこそこ珍しい名前だと思いますよ?・・・はぁ。あまりにも(コング)が定着しているなぁ。まぁいいか。少ないけど本名で呼ぶ人もいるし、本当に少ないけども。「おーい!」あまりにも見た目とマッチしすぎだよな、このあだ名は「おーい!須佐!」・・・ん?この声は。
「源さん!おはようございます。」
「おう、おはようさん。」
この人は酒屋を営む荒木 源一郎さん70才。この商店街の生き字引で顔役みたいなことをしてる人で、数少ない僕を名前で呼ぶ人。
「須佐、悪いけどよ学校終わったらまた荷運び手伝ってくんねぇか?流石に俺と理穂と澪の3人じゃしんどくてよ。」
源さんの凄い所は70才現役で仕事をしている所も勿論凄いのだけど、もっと凄いのは・・・
「「須佐君おはよう。」」
「あっ!おはようございます。理穂さん、澪さん。」
荒木 理穂さん。源さんの今の奥さんで25才。その年の差驚きの45歳差のスーパー年の差カップルでしかも、源さんの実の娘の澪さんの同級生で親友という所ではないかと思う・・・老いて益々・・・すげえなぁ源さん。
「須佐君ごめんね、うちの人も流石に無理させられない年だから頼める?」
「学園祭も近いのに悪いね。親父もジジイだし、か弱い女の子ふたりだと大変でさ。」
たれ目がちな眼にほんのり茶髪でスタイル抜群な巨乳美人の理穂さんと、勝ち気なつり目とポニーテール、ひんにゅ「あぁん?」スレンダー美人な澪さんはこの商店街の二大美女で源さんと同じく僕のことを名前で呼んでくれます。
「了解です。学校帰りに店によりますね。」
「おう、ありがとよ!お礼に澪の処女あげるからよ「バシ!」がはっ!」
「くそ親父!何いってやがる!須佐だって困ってるだろうがよ!」
「いきおくれの娘の心配して言ってるんだよ!しゃあねえ、須佐!澪の処女に理穂もつけてやる貰っとけ!」
「ガン!」「ぐぉお」
「娘だけじゃなくてめえの嫁まで差し出すんじゃねぇ!耄碌ジジイが!そっそれに私は処女じゃねぇ!」
「あらぁ、澪ちゃん処女じゃない。うふふ、須佐くんに見栄張らないの。」
「理穂!」
「あたしは須佐くんに貰われるなら嬉しいなぁ。澪ちゃん一緒に須佐くんのとこに行こうか?大丈夫よ。夜の事はあたしが教えてあ・げ・る。」
「なっ!おまっ!ちょ!うぅぅぅもう!理穂のバカ!エッチ!淫乱!」
相変わらず仲が良いお二人です。まぁ完全に僕をネタに澪さんがからかわれてるだけですけど。
「はいはい、理穂さんも澪さんもそこまで。源さんあんまり澪さんをからかっちゃ駄目ですよ。」
「いや、俺は本気・・・「それじゃまた後で、学校終わったら来ます。行ってきます。(ペコリ)」」
《源一郎&理穂&澪会話》
「・・・・・・おい澪、理穂。」
「何だよ、くそ親父。」「何ですか、あなた。」
「俺は本気だぞ。」
「わかってる」「わかってます」
「ったく、おめぇら惚れてんだろうがよ。もっとがつがつ行けよ!あの鈍感小僧まっっっっったくお前らの気持ち気づいてねぇぞ!」
「私たちも本気だよ。」
「・・・そうか。須佐ならお前達を安心してまかせられる。正妻じゃなくても良い、妾でも何でもいいからふたりとも貰われるように頑張れよ。」
「そう思うんなら、もっとましなやり方しろ!須佐君に25才になっても処女なのバレたじゃねぇか!」
「んなもん、今さらだろうが。バレバレじゃねぇか!」
「そうねぇ、バレバレだわねぇ。」
「んぐっ。くっそぉぉぉぉ!」
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