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I・E・DE! 始めました

勢いとノリの産物です。

夏の暑い猛暑日。

まだまだ蝉がうるさいこの季節に



私こと、川渡柚(かわたりゆず)は家出を決行いたしました!



☆ ☆ ☆


始まりは遡ること5時間ほど前……



「どうして許してくれないの!?」



我が家に叫び声が響きました。

もちろん、私の叫び声です。

相手は父で、理由は私の進路のことについてでした。



私は高校を卒業したら一応県内の大学に進学する予定です。

(ええ勿論受かれば、の話ですが)


しかし問題はその大学が県内とはいえ、家から遠く、最寄の駅から徒歩20分という微妙な距離である。ということです。



なので、大学の近くに家を借りて一人暮らしをしようと思っていました。(家から遠いとはいえ県内。週末には帰ろうと思えば帰れるし、母もたまに家事をしに来てくれる予定ですし、なんてイージーな一人暮らし!!)



しかし、娘(つまり私のことです)を溺愛中の父は猛反対!

私に毎日会えなくなるのは嫌らしいです(子供か!)


とはいえ、私はまだ高校2年生。気長に説得を続ける予定でしたが……



はっきり言って堪忍袋の尾が切れました!!



なんて話の通じない父親なのでしょうか。

何を言っても駄目の一言。

それしか日本語を知らないのか!!と言いたいですね。


そんな訳で

1度家出をして行方が分からなくなれば、居場所が分かる場所で一人暮らしさせたほうがマシだと思うかもしれない。

と、家出を決行することにしたのです。

(ちなみに母公認の家出なので心配はかけないはずです)


行き先は高速バスで3時間ほど走った場所にある

県外の大学に通う兄の家。


私が家事をする代わりに夏休みの間

匿ってもらうことになりました。


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