表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Colony  作者: Scherz
第三章 魔法街 光の裏側
471/994

9-3-92.闇と実験



見失ってしまったラーバルの姿を求めて、火乃花は周りを注意深く観察しながらルーチェの後をついて行く。


「大丈夫ですわって、何がどう大丈夫なのよ。私達、普通にラーバル長官の事見失ってるわよ。」


「それが大丈夫なのですわ。じつは昨日、私のお父様が教えてくれたのですわ。」


そこまで言うと、ルーチェはとある店の前で止まる。


BAR ROCK


と看板に書かれている店だ。


「ラーバルさんは最近この店に良く来ているらしいのです。ということは、多分今日もこの店にいるはずなのですわ。」


やや当てずっぽうな推理なのが気になるが、それよりも気になるのがルーチェの父親だ。


「なんであなたのお父さんは私たちがラーバル長官を調査するのを知ってたのかしら?」


「そればっかしは分かりませんわ。私はお父様には全く及びませんので。」


「ホントあなたって色々謎なところが多いわよね。ま、いいわ。入りましょ。」


「なんでもかんでもひけらかすのは、自分で自分を追い詰めるだけですわ。一応それ位の領分は弁えていますのよ。」


ルーチェと火乃花はBAR ROCKのドアを開けると中に入って行った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ