表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Colony  作者: Scherz
第三章 魔法街 光の裏側
358/994

9-2-15.獣



「本当にいいのか?この依頼はかなり危険だぞ?特にお前らみたいなDランクに成りたてのギルド初心者が手を出して良い依頼じゃない。」


「え?じゃぁなんでDランクにも登録されてるんですか?」


「それはだな…依頼主の意向だ。それ以上は言えん。」


龍人がニヤリと笑う。


「依頼主の意向だけど、その条件で依頼を載せてるってことは、ギルド側も容認してるって事ですよね?Dランクは条件付き。みたいな感じになってます?」


受付の男の眉がピクリと動く。


「そこまで読んでくるか。それだけの思考力があれば…まだ大丈夫かもな。いいだろう、見せてやる。」


龍人は小さくガッツポーズをすると資料を受け取る。遼も龍人のやる気に苦笑いをしながら、隣で資料を見る。


「なんだこりゃ。警備?こんなんがBランク指定ってのが驚きだわ。」


「でもさ、D×80だよ?この依頼をすれば、Cランクにかなり近づけるよ。」


受付の男が会話に割り込む。


「…一応説明しておくが、D×80の場合2人で依頼を完了したら、1人D×40で換算されるからな。」


龍人が頷く。


「なるほどね。まぁ、それでもあの掃除地獄に比べたらまだマシだろ。」


「じゃあ依頼受諾でいいかな?」


「もちろん!」


「…全く。こんな不安な奴ら久しぶりだな。」


受付の男は依頼を受諾する手続きを行う。


「ほら。これが依頼受諾者が見れる更に詳しい情報だ。」


龍人と遼は手渡された情報を見ると、目を丸くした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ