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Colony  作者: Scherz
第三章 魔法街 光の裏側
353/994

9-2-10.獣



ルーチェはふんふん頷く。


「つまり、そういう事なのですわね。高官が関わるとなると、かなりの極秘事項になりますわね。詳しくは聞きませんので、安心して下さいな。」


ルーチェの言葉に汗をかきながらも、ほっと息をつく青年。


「ルーチェ=ブラウニーさん、流石はあの方の娘さんですね。それでは、私はこれで失礼します。これ以上ここにいたら余計な事を話してしまいそうなので。」


青年は軽くお辞儀をすると、腕時計を見る。


「やべっ。」


っと、小さく漏らすと、来た道を走り戻って行った。


その背中を見送る火乃花とルーチェ。


「ルーチェ、あなた結構突っ込むのね。おっとりしたお嬢様なイメージが強かったけど。」


「あら?私は至って普通の平和主義ですわよ?」


とぼけるルーチェ。


「ではでは、まずは南区の魔具専門店を当たりましょう。」


「はいはい。」


こうして、火乃花とルーチェの調査員チームが結成され、行動を開始する。


一方…


遼は今迄で最大の敵達に囲まれていた。




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