表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Colony  作者: Scherz
第一章 魔法街 始まる者達
23/994

2-7-8.授業

 魔法の種類についての授業はまだまだ続く。


「次が、魔具魔法。魔具を使い、魔法を発生させる。魔具にはそれぞれ属性があってだな、それに準じた魔法を使う事が出来る。魔具の場合の魔法の発動手順は、使用者の魔力を流す事で魔具の持つ属性が活性化して属性魔法が発動される。魔具の力を借りる事で消費する魔力希少ではあるが、精霊の力を借りる為の魔具も存在する。精霊を呼び出すものとか、精霊の力が封じ込められている魔具だな。」


「えっと次は…あぁそうだ魔法陣魔法かな。魔法陣を描き、魔法を発動させる。他の魔法に比べて魔力の消費が少ないのが特徴だ。魔法陣自体に魔力が籠もるからな。難点は難易度が高くなる程…つまり下位よりも中位、中位より上位の方が魔法陣が複雑化して、完成まで時間がかかる事だ。この点では呪文魔法と同じなんだが、魔法陣はその場から動けないからな。使うタイミングが重要になる。」


「最後が無詠唱魔法。魔法を使える奴は全員使えるはずだ。己の魔力のみで魔法を発生させる。属性を付加するのは大量の魔力を消費するから、無属性に絞って使うのが基本だな。結界とか防御とか、あとは索敵とかの補助的な魔法として使う。他には身体能力の向上などでも大いに役立つ魔法だ。戦闘に於いて1番重要な魔法は無詠唱魔法と言っても過言ではない位だ。とまぁ、基本的な種類についてはこんな所かな。」


 一通りの説明を終えたラルフは教卓に座り、その場から眠そうな生徒の襟元に氷を出現させて落としていく。叫び声やらなんやらが、再び教室内に響く。


「さーて今日は初日だしこんなもんでいいtだろ。午前の授業は以上。午後の授業は14時からグラウンドで行う。遅刻したら、男は裸で逆立ち。女は俺に揉まれる。じゃ、よろしくな!」


 さらっと卑猥な発言を残し、ラルフは欠伸をしながら教室を出ていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ