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Colony  作者: Scherz
第二章 魔法街 闇の鱗片
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7-2-2.夏合宿2日目

7-2-2.夏合宿2日目


 龍人の3分クッキング(((o(*゜▽゜*)o)))


(材料)

卵×2

食パン6等分カット

レタス

トマト


①魔力で真水を空中に浮かす。その水に熱を加え沸騰させる。

②卵を沸騰したお湯に入れる。この際、黄身が偏らない様に水流を操り卵を回転させる。

③パンの上に野菜をカットして乗っける。

④茹で上がった卵の殻を剥き、輪切りに。野菜の上に重ね、その上にパンを重ねる。


 これで調理器具がなくても、材料があるだけで簡単に作る事が出来るよ。皆もやってみよう!


「うん。上手くできたな。つっても、ほとんど素材の味に助けられてるけど。」

「龍人。今のクッキング講座さ、どうなの?」


 遼だ。寝ているものだと思っていたが、ちゃっかり起きて見ていたらしい。


「今のは新しい調理方法の提唱だ。」

「いや、誰に向かって?」

「さぁ?細かい事は気にしないで、早く食べようぜ。あと15分で9時だよ?」

「あら!?まじか。食べる食べる!龍人サンキューね。いただきまーす。」


 龍人と遼は急ぎめにサンドイッチを頬張り始める。

 余談だが、今回の調理にかかった時間は5分。3分クッキングなんて嘘っぱちである。

 サンドイッチを囓った遼は寝起きでパンパンの顔を緩ませた。


「意外に美味しいね。」

「作ってもらって意外にとか失礼だし!」


 10分程度で食べ終えるた2人は、人がわらわらと集まり始めた砂浜に向かって跳び下りた。

 キラリ…。龍人の視界の隅に光る何かが映る。


(ん?何か光ったか?)


 何かが光ったであろう方向を見るが、特に何も見当たらない。


(気のせいか。ってもう地面だし!)


 そちらに気を取られ、地面が近づいているのに気づくのが遅れた龍人。体勢がやや崩れたまま砂浜に突っ込んでいった。


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