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Colony  作者: Scherz
第二章 魔法街 闇の鱗片
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6-1-19.お買い物

 龍人と遼への中央区についての説明。授業でやったばかりなので、間違う訳にはいかない。クラスメイトに説明するだけなのだが、レイラは少しばかし緊張しながら説明を始めた。


「えっと、まず中央区の名前の意味について言うね。北にあるダーク区。南にある街立区。東にあるシャイン区。西にある禁区。この東西南北の間にあるのが中央区って名前の由来だよ。因みに、北区の上には行政区があるよ。それで中央区についてだけど、ダーク区、シャイン区、街立区の商人で行政区の許可を貰った店だけが出店できる。だったかな?これが理由で、立地による不平等をなくす為に、毎日店の場所がランダムに配置されるの。だから、こんなに混み合ってる。だったと思う!火乃花さん、どうかな?」


少し遠慮がちに火乃花へ視線を向けると、火乃花はニコリと笑う。


「うん。いい感じよ。補足するとしたら、中央区の東西南北に転送魔法陣があるわ。自分の住む区に戻る場合は許可証はいらないけど、その他の区に行く場合は魔法協会の支部で許可証を貰う必要があるわ。」


 龍人が頷く。


「ふんふん。成る程ねー。って事は、うちらは他の区に行こうと思っても、今は行けないって事ね。さすが、レイラと火乃花だわ。」

「んー、多分寝てなければ普通に知ってると思うよ?」


 レイラに突っ込まれる。


「う…。そこには触れないでくれ!」


 ここで、周りを観察していた遼がレイラに訪ねる。


「なんかさ、怪しい人とかがちらほら居るんだけど…。」


 あぁ、と答えたのは火乃花。


「基本的に関わらない方がいいわよ。下手すると、行方不明になるから。」


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