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Colony  作者: Scherz
第二章 魔法街 闇の鱗片
139/994

6-1-7.お買い物

 龍人の家は、街魔通り周辺にある商店街と、役所が並ぶ北側の地区との間辺りにある。街立魔法学院には学生寮があるのだが、何故か入る気にはなれなかった。

 この星の住民として、確定してしまう気がしたからだ。元々…


「よお!ラルフんトコの生徒じゃねぇか!」


 大きな声にビックリして立ち止まると、店の中から太ったマッチョな親父が陽気に現れた。シェフズ=ソーサリだ。

 いつの間にか魔法の台所の前まで来ていたらしい。


「シェフズさん!あれから店の方はどうですか?」

「おお、順調よ!なんたって俺のファンが学生には多いからな!はっはっ!」

「さ、さすがシェフズさん!男前なだけありますね。」

「おう!今のは冗談だ!つまらんフォローはいらんぞー!よし!こっち来い!」


 シェフズはいきなり龍人の頬をつねりながら歩き出した。


「いでっ!チョっほ、どこに連れへ行くんでふか!?」

「久々に店に来たんだ!何か買ってけ買ってけ!」


 豪快に笑うシェフズに、龍人はズルズルと引きずられていった。


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