表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Colony  作者: Scherz
第二章 魔法街 闇の鱗片
137/994

6-1-5.お買い物

 さて、合宿に必要なクリスタルの入手方法は2つあった。

 1つは自分で創る事。だが自分で創るのは大量の魔力を消費する為、合宿前に行うのは利口とは言えない選択肢だ。合宿中に魔力が足りないからという情けない理由で、訓練に参加出来ない等あっては言語道断である。

 その為、今回はもう1つの入手方法である購入という手段を取る事にした龍人と遼。更に言うと、今回のみ学校から全額補助金が出るのも決定打となっていた。


 放課後…龍人が屋上に昼寝をしに行くと、遠くを眺めながら落ち込んでいる火乃花を見つけた。龍人が頑張って火乃花の怒りを収めたものの、クラスの男子達にいやらしい目で見られていたと知った火乃花は少なからず共ショックを受けていたらしい。さすがに見て見ぬ振りは出来なかったので、クリスタルを買いに行くのに誘ってみる。


「ん、ありがと。行くね。」


 と返事をした火乃花。あっさりと一緒に行く事が決定。しかも、別人の様に大人しい。ちょっと怖かったりするが、そんな事は死んでも口には出せない。

 そして、龍人は火乃花を誘った事を上手い言い訳に、前々からクラスで1番好みのタイプである、レイラもちゃっかりと誘っていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ