表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Colony  作者: Scherz
第二章 魔法街 闇の鱗片
136/994

6-1-4.お買い物

 龍人の反応がつまらないと見るや、クラスの男全員に問いかけるラルフ。かなり問題のある質問なのだが…その問いかけに男衆の反応は、思わず頷いたり、気まずそうに下を見たり、火乃花をちら見したり、こっそり顔を紅くしたり。

 それらの反応に火乃花が我慢出来ずにキレた。顔は真っ赤である。怒りの為か、恥ずかしさの為か、はたまたその両方か。


「あんた達…取り敢えず燃えてもらえるかしら?」


 その直後、1年生上位クラスから巨大な火柱が上がった。


 …その後、何故か火乃花をなだめる役に抜擢された龍人は、丸1日掛けて火乃花の機嫌を直す事になったのだった。もちろん「なんで自分が?」という気持ちはあったが、上位クラスの平穏を取り戻す為には誰かがやらなければならない事だったのである。

 因みに夏合宿に備えて準備する物は、クリスタルを1つだけだった。そんな簡単な連絡事項を引っ張るだけ引っ張り、生徒を煽りまくり、挙げ句の果てに激怒させた後処理を任せたラルフ。ムカつくったらありゃしない。

 いつかラルフに復讐してやる…なんて心に固く誓う龍人だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ