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Colony  作者: Scherz
第一章 魔法街 始まる者達
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6-1-1.お買い物

 対人戦トーナメントからひと月が過ぎた。上位クラスの生徒達はそれぞれ実力の向上を目指し、日々訓練を積んでいる。


 とある日の朝。

 今日も爽やかな朝を迎えた龍人。何が爽やかなのか?それは、想像にお任せしよう…まぁ一般的な爽やかな朝である。それ以上でも以下でもない。

 軽くストレッチを行って硬くなった体をほぐすと、テレビを点けて毎日恒例のニュースを見る。

 10分程何もせずにテレビ画面を眺めていたが、当たり障りのない平和なトピックスが続くのみ。今日も特に大きな事件は無いようだ。

 その後はもちろんご飯。朝食は納豆、味噌汁、鮭。日本!といったメニューが並ぶ。もちろん、これらの料理は全て龍人の手作りだ。これを食べて1日の英気を養う。欠かす事が出来ない重要な日課の1つである。

 テレビを眺めながら食事を終えた龍人はいそいそと食器を片付け、洗面台へと向かう。鏡の前に立ち、寝癖を直すとワックスを手に取り手の平に広げた。そして、髪全体に馴染ませながらセットをしていく。

 これもいつも通りの光景。ただ、1つだけ違っている点があった。

 それは龍人の気合いだ。龍人はいつも以上に念入りに髪を捻じりながら、昨日のクラスでの会話を思い出していた。

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