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爆縮と体温の機知(1)

画調封、月末

風を浴びる

水分を含み

ウィルスを含み

嫌悪感を含み

甘さを含み

時間を含んで

長い冷たさを

家々の隙間

ビルビルの隙間

流れ過ぎて行く


半月に

瞼が重いの?

聞いてみた

太陽が眩しくて

答えに

納得しない命は無い

星は冬空で

瞬いて

知らない場所を

照らしている


語らない岩

多くを語っている気がして

勝手にお喋り認定

雰囲気がある

そんな形は

過ごした時間が違うから

誰も何も言わず

出来上がった

お喋りな岩


目を閉じたら眠る

それだけじゃないから

目を閉じて感じる

今 彼処に触れられている

次は其処をなぞられている

いつもより

少しだけ

近くになるように感じる

あの距離で

ずっと居られたら

うざったいと感じる


山の麓に

小さな入り口がある

緑色に茶色

混ぜ合わせた草花

肌が切れる

長い長い葉は

行くのか

行かないのか

問うている

この足が止まるようなら

下山するしかない

だったら

最初から行くなという

あの形は

誰にでも起こる


原の中で

腹の中で

言いたいことがあるなら

思い切り言うべきだ

相手に操られたくないのなら

思い切り言うべきだ

相手って誰だ

居ないこともある

自分の時だってある

だから言っておけば良い

損はしない物だ


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