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『牛乳もち』と嘉祥と和菓子の日



つい最近、朝倉村の村人に加わったワーウルフ族の者達も村の生活に徐々に慣れていき。

町の者達もワーウルフ族の者達を心良く受け入れ。青い制服姿のワーウルフ族の者達を見慣れてきた今日この頃。


その日万次郎茶では毎日の蒸し暑さの中。茶屋内には涼しい風がそよそよと吹いていた。



◇◇◇◇◇



「ハァ~~~♪クーラーは最高なのじゃ!

この村に越して来てからの一番の嬉しい事は、このクーラーとやらのヒンヤ~リして、涼しく、心地好い風を生み出す魔法機が各店や村の全ての家々に備え付けられておることじゃな。

それに勿論(もちろん)の事!

ワシの自慢の城(家)にしても、ちゃ~んと愛満に頼み。

各部屋事々にクーラーを付けてもらっておるから、今年の夏は本当に快適に過ごせるのじゃ~♪」


万次郎茶屋内に取り付けられたクーラーの前に仁王立ちなった山背が、実にご満悦な様子で独り言を呟き。


「ハァ~~~~、本当に幸せじゃ♪………しかし、こう言っちゃ悪いが、あの王都の貴族共でさえ、こんな便利な魔法機を持ってはおるまい。……………ヒッヒヒヒ~、少し良いいいきみなのじゃ。」


何やら昔、とある王都の貴族と一悶着(ひともんちゃく)有った様子の山背が最後に毒づき、ほふく笑む。


そして、そんな山背の真似をした。同じく仁王立ち姿でクーラーの前で涼んでいるタリサ達チビッ子3人組も


「ハァ~~~涼しい~♪本当、クーラーって涼しいね!

勉強で頭を使ってカッカしちゃったから、クーラーから出る冷たい風が最高に心地良いよ♪

………ハァ~~~、幸せ~♪……………ねぇ、マヤラも光貴も涼しいでしょう?」


「うん!にいちゃん、クーラーて、ほんちょ(本当)すじゅちいね(涼しいね)

マヤラもべんきょう(勉強)がんばちゃ(頑張った)から、すじゅちい(涼しい)かぜにあちゃってスッキリじゃよ♪」


「本当に涼しいへけっね!

クーラーから出る冷たい風で頭がスッーとして気持ち良いへけっよ。…………ハァ~~、幸せへけっ~♪」


勉強でカッカした頭をクーラーの冷たい風でクールダウンしてもらいながら


「それにしてもクーラーから出る冷たい風を初めて感じた時はスゴく驚いたへけっが、クーラーと言う魔法機は本当にスゴいへけっよね!」


「うんうん、クーラーって本当にスゴいよね。

それに今じゃあ、クーラーが無い生活なんて考えられないもん!」


愛満達が住む異世界では、この朝倉村にしかない。大変貴重な魔法機クーラーの凄さを話初め。


「あっ、そうだ!あのね、このクーラーってね。愛之助がこの前教えてくれたんだけど、愛満の魔法で造られた魔法機らしいんだ。

だから村に有る全てのクーラーは、愛満1人で作ったんだよ!知ってた?

後、村でクーラーを初めて見て、体験したピルクさんが凄く感激してね。

今はピルクさん1人でもクーラーが作れるよう。愛満や愛之助協力の基、毎日クーラーの魔法機作りに頑張ってるみたいなんだよ。」


ちょうちょう(そうそう)まえ()あいのちゅけ(愛之助)いっちぇた(言ってた)!」


1つ年を重ね。日々成長しているのだが、まだまだ少し滑舌を勉強中のマヤラも同意し。


「へぇ!このクーラー、愛満が1人で作ったへけっか!?」


「うん!まぁ~、愛満が作ったと言うか、愛満の魔法で生み出したらしいんだけど」


「………し、知らなかったへけっ!……………そうへけっか……それはビックリへけっね。

けど、こんな高機能なクーラーを生み出すなんて、やっぱり愛満はスゴいへけっね!

それにピルクさんもスゴいへけっよ!

僕なら、こんな難しそうな魔法機を自分でも作ろうなんて思わないへけっから!」


「あっ!本当だよね。そう考えたらピルクさんも凄いよね!」


「ピルクしゃんもチュゴイチュゴイ!」


3人は楽しそうに魔法機クーラーやピルクがスゴいと盛り上がり。暫し(しばし)の間、クーラーの前でマッタ~~リと仲良く涼みながら、お喋りに花を咲かせていた。



と言うのも、今日はタリサ達日課の勉強会先生役になる愛之助が愛満の手伝いの為、勉強会の席を外しており。

普段は愛之助を交えた4人で勉強を頑張っているのだが、今日はタリサ、マヤラ、光貴のチビッ子3人組だけで頑張るしかなく。

またタリサ達が紐解くドリル等には、マヤラだけドリルの内容が違うのだが、3人が頭を悩ます問題も多々有り。


その為、タリサ達3人は頭から湯気が出るほど勉強を自力で、時には仲間で力を合わせ、頑張っていたのであった。



◇◇◇◇◇



そうしてその後、お喋りを終えたタリサ達の元に山背も加わり。

タリサ達4人は小上がりコーナーの畳の上で、クーラーの風が降り注ぐ特等席にて、何やら修行僧のように胡座をかき。4人仲良く並んで座り。

暫しの時間、ボッーーと、見た目瞑想しているかのごとく、クーラーの涼しい風に涼んでいると


台所で愛満のお手伝いをしていた愛之助が茶屋内に戻って来て、クーラーの前でボッーーと、無の時間を過ごしている4人を発見。


「あれ?タリサ達、クーラーの前で何しているでござるか?

あっ!新しい遊びでござるか?それとも苺忍者隊の訓練でござるか?

拙者も是非とも交ぜてほしいでござるよ!さぁさぁ、どうゆう遊びでござるか?それとも何の訓練でござるか?

う~~~ん、クーラーから出ている風を受けているでござるから…………瞑想?………あっ、もしかして気配を敏感に察知する訓練でござるか?」


何やら新しい遊びか、苺忍者隊の訓練かと矢継ぎ早にタリサや山背達に質問する。


しかし、ただたんにクーラーの涼しい風にボッーーと涼んでるだけのタリサ達チビッ子3人組と山背は、正直にボッーとしていただけと言うのも恥ずかしく。何と言って良いか解らず。


「………………………え?、えっーと、」


「…………………く、訓練へけっか?」


「…………………………??」


暫し考え込み、口ごもって愛之助への返事が遅れてしまい。何とか山背が絞り出すよう


「………………えっ?遊び?訓練じゃと?

…………いや、ただたんにクーラーの涼しい風に涼んでおるだけで、…………コレと言って、愛之助が聞くような遊びや訓練じゃ無いのじゃが」


コレは遊びでは無く、ただたんに全身でクーラーの涼しく心地好い風を感じていただけだと恥を忍んで話すのだが


愛之助はクーラーの前で涼むのは解るが、意味も無く4人揃って並んで座り。

更には座布団も敷かずに胡座をかき、目をつぶり、瞑想するかのように居る訳がないと深読みして、少し悲しんだ様子で怒り始め。

最後には仲間外れされたと勘違いした愛之助が


「もう!何で本当の事を拙者に教えてくれないのでござるか!

……………あっ!もしやコレは、世間で言う所の仲間外れでござるか!?

な、仲間外れはいけないのでござるよ!

ほらほら、こんな事で仲間外れなどせず。早く拙者にクーラーの前で、何の訓練をしていたのか正直に話すでござるよ!」


矢面にたった形の山背へと詰め寄り。


「そ!れ!に!そもそも遊びや訓練で無いならクーラーの前に4人並んで座り。座布団も敷かずに胡座をかき。瞑想するかのように目をつぶってる訳がないでござろう!

だいたい拙者だったら、瞑想などをするならまだしも

意味無くクーラーの前に並んで座り。何十分も座布団を敷かずにお尻が痛くなりそうな中、胡座をかいてボッーーとするなんて出来ないでござるよ!

それなら胡座じゃなく、座布団を枕変わり横になってゴロゴロしてる方が1番楽でござるよ!

さぁ!早く何の遊びか訓練か、拙者に教えるでござるよ!」


いろんな意味でグサグサと心にダメージを今現在受けている山背は、愛之助に返す言葉を無くし。


「……う、うっ…………」


「何を項垂れているでござるか山背。項垂れたいのは今現在仲間外しにされている拙者の方でござるよ!」


山背の心にダメージを与えた事に気づかぬ愛之助は、その後しばらくの間、山背に詰め寄る。


ちなみにこの時タリサ達3人は、愛之助の怒りや悲しみを静め、慰めようと考え。

食いしん坊の3人らしく、愛満宅に有る苺畑へと走り、愛之助好物の苺を籠一杯採取して

見事、好物の苺を見た愛之助の怒りや悲しみを落ち着かせる。



◇◇◇◇◇



そして山背の心のダメージが癒えぬまま。

そんな事を知らない愛満が元気良く。とある食べ物をお盆に乗せ、台所から茶屋内へと戻り。


「みんな お待たせ~!勉強で頭を使って糖分をほしてると思ったから、ちょっとしたオヤツ持ってきたよ。」


「オヤツ!ヤッタ~~、何々?」


「オヤチュ!?マヤラもたべたい~♪」


「オヤツへけっか?早く食べたいへけっ!」


オヤツと言う言葉にタリサ達が釣られ。口々に『オヤツ、オヤツ』と喜ぶなか。

愛満がテーブルに集まって来たタリサ達の前に今日のオヤツが盛り付けられたオヤツ皿を置いてあげ。


「お昼ご飯の前だから沢山は無いけど、牛乳と片栗粉で作った『牛乳もち』だよ。お好みできな粉と黒蜜をかけて食べてね。」


お昼ご飯前なので、量が少ない事を説明しつつ。

別皿に入れて持って来た『きな粉』や『黒蜜』を好みでかけて食べるよう進め。テーブルの真ん中にきな粉と黒蜜が入った別皿を置く。


すると予定外の甘いおやつが食べられると喜ぶタリサが、愛満の話の途中ながらフライング気味に食べ始め。


「……モグモグ……モグモグ…………う~~~ん、美味しい♪

………モグモグ……モグモグ………けど、何だろう!?あのね。いつも愛満が食べさせてくれるモチモチしたお餅とちょっと違ってね。『もち』て言う名前だし。見た目もお餅と同じような白色なんだけど、ちょっと違ったモチモチした食感になるんだ。

それに……う~ん、……何と言うか、何処と無く前に食べさせてもらった『わらび餅』に少し似てる食感かなぁ…………。」


初めて食べた『牛乳もち』の感想を一生懸命教えてくれ。

更に『牛乳もち』の感想を話そうと考え込むなか。愛満の顔をチラッと見たタリサは慌てた様子で


「あっ!けどね。何もかけなくても牛乳の風味と甘味があって十分美味しいし。僕コレ好きだよ!」


嬉しい感想を教えてくれ。タリサに少し遅れて食べ始めた光貴達も


「愛満、この『牛乳もち』と言うオヤツ美味しいへけっよ!それに愛満が言うようにきな粉と黒蜜が良く合うへけっ。

食べやすいへけっし、これなら後2~3杯は食べれちゃうへけっよ♪」


よしみちゅ(愛満)、おいしいね。マヤラもこのオヤツすき♪」


「…………美味しいのじゃ………………。」


光貴やマヤラに交じり。まだ少し項垂れた様子の山背も口数少なく『牛乳もち』の感想をポツリと教えてくれ。


先程の山背とのバトルでパワーを使い。お腹を空かせた様子の愛之助も、黙々と『牛乳もち』を食べ終え。


「本当に美味しいでござるね。

拙者も少しお手伝いしたでござるから、この『牛乳もち』の作り方は良く知ってるでござるが、材料も牛乳と片栗粉、砂糖の3つだけとお手軽でござるし。

その3つの材料を焦がさないよう鍋でかき混ぜながら手早く作れ。牛乳を使ってるでござるから体にも良いでござるもんね。

しかし愛満、いつもはご飯前のオヤツは、ご飯が食べれなくなるからとあんまり食べないでござるのに、何故今日は良いのでござるか?」


普段は各自(かくじ)各々(おのおの)で自身のお腹と相談しながら、お昼や夜ご飯を残さず食べきれる範囲の少量の間食なら大丈夫なのだが

(ちなみに煎餅とか金平糖とか苺とか、……………はっきり言って、愛之助秘蔵の隠し菓子)

今日は少量ながら、まぁまぁちゃんとした間食のオヤツにフッと疑問に思った愛之助は、マヤラの口の回り付いたきな粉や黒蜜を拭いてあげている愛満へと質問する。


「あぁ、それはね。6月16日の今日が『嘉祥の日』と『和菓子の日』だからなんだよ。

僕が住んでた故郷では、甘い物が好きな人が多かったって事も有るんだけどね。

今日1日の間に16種類のお菓子を食べる為、6月16日の今日だけはお菓子を1日中食べても許される。

まさに子供にとっては、夢のような幸せな1日だったんだ。

ほら、さっき愛之助に手伝ってもらって、今日の3時のオヤツ用に嘉祥菓子の『桔梗餅』や『豊岡の里』、『味噌松風』なんかの7種類の菓子を一緒に作ってもらったでしょう?」


「うん、作ったでござるね。

しかし愛満、そもそも何で6月16日の今日は16種類もの菓子を食べるでござるか?それに『嘉祥の日』とは何でござるか?」


愛之助が新たな疑問を質問し


「16種類のお菓子を6月16日の今日食べる訳はね。『嘉祥の日』と関係していてね。

簡単に説明すると『嘉祥の日』とは『16』のお菓子や餅を神様にお供えした後に食すると疫病を払うと言われる行事なんだ。

だけどさすがに昔の人も16種類の菓子を食べきれなかったらしくて、いつしか『16』の『1』と『6』を足して『7』種類の嘉祥菓子を食べる用に変わっていったらしいんだ。」


「へぇ~16種類もの菓子を神様にお供えして、それを食べて疫病を払うでござるか!

それは何と言うか、『嘉祥の日』とは何やら奥深く面白い行事でござるね。」


「そうだよね。…フフフッ、愛之助が言うように奥深くって面白い行事と言う訳じゃないけど、家の故郷の『嘉祥の日』も変わっててね。

昔、田舎だから嘉祥菓子がなかなか手に入らないからって、大人達が集まり話し合い。

6月16日だけの1日に限り。菓子を16種類なら1日中食べても良い日だと、母さんが生まれる少し前に村の大人達が決めたらしいんだ。

だから我が家でも6月16日には、家族みんなで和菓子や駄菓子、ケーキ、お菓子を誰からも怒られなく。まさに朝から晩までお腹一杯食べれたんだよ。」


故郷での記憶を思い出したのか、愛満がクスクスと思い出し笑いをしながら『嘉祥の日』の話を教えてくれ。


「ほぉ~~!だから今日はご飯前なのに『牛乳もち』が食べれたでござるね。」


「うん。いくら『嘉祥と和菓子の日』でも3時のオヤツに嘉祥菓子を食べ、お昼ご飯前にも和菓子を食べるのは心配だったからね。

だからそれならばと婆ちゃんが良く作ってくれてた。牛乳を使ったシンプルな『牛乳もち』を作る事にしたんだ。

牛乳は良いよ!カルシウムで骨も強くなるし!身長にも良いだから!

こぅ~~背丈がグングン伸びてく気がするんだ!」


何やら牛乳に熱く強い気持ちが有るらしい愛満が牛乳の良さを口にし始めるなか。

何やらソワソワした様子の愛之助が


「そ、そうでござるね。牛乳は素晴らしい食材になるでござるよね!!

………ふふふ~♪ふふ~ん♪……あ、あのでござるね愛満。そ、それから、さっきの話が本当ならば………拙者達も今日はお菓子食べ放題になるでござるのか?」


愛満の故郷の『嘉祥の日』の話を聞き。

何気ないように振る舞いながらも興奮を隠せない様子で、今日6月16日の愛之助達が暮らす朝倉町でもお菓子が1日中食べ放題になるのかと、ついつい込み上げそうになる喜びを押さえつつ。

鼻歌などを奏でながらポーカーフェイスを装って、何気無い様子を醸し出しながら愛満に質問する。


「う~ん。僕もどうしょうかなと考えてるんだけど、どう思う愛之助?」


「そ、そうでござるねぇ~。ま、まぁ拙者が考えるに愛満の故郷の人生の先輩方が考え出した行事の行い(おこない)でござるし。そう考えると絶対やった方が良いでござると思うでござるよ。

それに愛満の大好きなお祖父様もお婆様も特に禁止してはなかったのでござろう?

それならば、ここはお祖父様やお婆様の顔を立てるとも考え。

愛満や拙者が住むこの朝倉町でも6月16日の『嘉祥の日』、『和菓子の日』の今日は皆で仲良く楽しく。1日中お菓子を食べ放題出来る行事として拙者達も受け継いだ方がきっと良いと思うでござるよ。」


かなり怪しげな下心を大幅に感じるなか愛之助が力説し。


そんな愛之助の少々感情が籠りすぎて大声になった話を聞き耳をたてて聞いていた、お菓子大好きなタリサ達も


「えっ!お菓子食べ放題の日なの?」


「ほ、本当なのかのう?愛満!」


「お菓子へけっ!お菓子へけっ!」


おかしゅ(お菓子)たべ(食べ)ひょうだい(放題)なら、マヤラだいしゅき(大好き)いちゅごだいふきゅ(苺大福)おにゃか(お腹)いっぱいたべたい(食べたい)!」


「1日中お菓子食べ放題とはなんじゃって!!!な、なんて最高の1日なのじゃ!」


愛満が愛之助の言葉に返事をする前に大喜びして騒ぎ出してしまう。


そして口喧嘩(バトル)してしまった愛之助と山背の2人も

あの後、無事誤解も解け、愛之助が謝り仲直りし。

愛之助は、山背へと誤解してしまったお詫びにと、ギフト用のカルピス詰め合わせをドードンと2箱(原液詰め合わせ1箱、バラエティーカルピス缶1箱)を手渡すのであった。



◇◇◇◇◇



そうして愛満の故郷発祥の『嘉祥の日』をもじって生み出された可笑しな行事になる。

6月16日の『嘉祥の日』、『和菓子の日』は、16種類までならお菓子を1日中食べ放題しても良いと言うヘンテコな決まり事がなし崩し的にこちらの異世界でも認証され。

異世界の朝倉町に住む子供達や甘党の者達から大歓迎のなか、信じられない速さで浸透していった。



ちなみに異世界の朝倉町に存在するクーラーは、愛満の故郷で素晴らしい発明家(電気技師)が生み出した素晴らしい電化製品になる事を愛満が声高らかに話しており。

愛満は常々、クーラーを生み出した人こそ何か大々的な賞や勲章を渡し。褒め称えたいと心の底から思っている。






《『牛乳もち』と嘉祥と和菓子の日、の登場人物》



・山背=暑がりのお爺ちゃん、只今クーラーの虜に

今回そのクーラーが発端でとある事件が勃発!


・愛之助=兄者ラブの心優しき青年

今回少々天然な性格を炸裂し、とある事件を起こす!


・タリサ、マヤラ、光貴=今回頭から湯気が出るほど勉強を頑張るチビッ子3人組

今回、基本食いしん坊の考え方な事が発覚する!


・愛満=今回も皆の為にオヤツ作りを頑張っている模様




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