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ヤクザのシノギNo.2

今日、実入りが大きかったさかい、腹一杯たべるんやで」


田乃倉の言葉に全員が


「はい、頂きます」


と、返事を返して、食事をとる


「頭、中島は、明日から、わしに付けるさかい、事務所の事は、させるな」


元山は、不機嫌そうに、わかりましたと、言いなが、、中島と、畑野を睨んで。


「此の世界は、実力の世界や今日、入った者でも手柄を上げれば、明日には、兄貴分やわかっったか」


「今日競馬を受けさしたんやが、初めて受けたにしては、此処に居る誰より、器用に受け答えしとった。土曜日に、800万も抜けた、初めての事や、ヤクザには、運も、大事や、中島は、それを持っとる、」


黙って聞いてる組員に、さらに続けてる


「中島は、わしが側に置いて、極道の式たりのを教えるさかい、事務所の事はさせるな、本部当番にも、中島と、畑野だけで良い、分かったな。」


中島は、1日にて実質的に田乃倉組で、組長、若頭に次ぐ地位に着いた、


この時から微妙に、畑野との、距離が出来た事を、中島にはまだ分からなかった。


競馬のノミ行為は、当たった客には、日曜に、払い、負けた客から金曜に集金するのが、決まりに成ってた。


勿論、負けた客が逃げた場合には補助人が支払う、保険はかけてある、ヤクザに抜かりは無い。


日曜はG1の大きなレースがあり、2500万の儲けが出た、2日で3300万の儲けてある、田乃倉組としては、でかいシノギである、中島は30万の収入を手にした。2日で、50万ヤクザはもうかる中島は、思った。


中島は2週で、免許を取ると

車を買って貰らい、駐車場も借りて貰った、特別扱いである、畑野も、同じ扱いを受けた。中島を組に入れた功績の褒美である


ひと月が過ぎ、中島は畑野と、田乃倉の車に乗って、切り取り、つまり集金の仕事に同行していた、金を貸して返して、貰えない人から頼まれ、代わりに金を返して、貰う仕事だ、飲食業、クラブや、ラウンジ、スナック、の付けの集金もシノギのひとつだ。


今日は、同じヤクザへの、クラブの付けの集金、相手は本家山賀組と対立する組、東谷組、東谷組は、シャブ覚醒剤を売買をシノギとする、組で組員全員がシャブ中、覚醒剤中毒と言われ西日本でも戦闘力はずば抜けてる組だ。


過去に幾度も抗争を起こして死人も出してる


中島は密かに田乃倉から渡されたチャカを、のんでる、拳銃をお腹にはさんで入る。


相手が相手である、いつ話がこじれて、喧嘩が起きてもおかしく無い。


田乃倉が中島にチャカを渡した事は信頼の証である、畑野は運転をしてるだけで、持って無かった、此のひと月でこれだけの差がついた。


東谷組についた、やはり集金の金額で揉めた。


「だからやな、集金に来られて言われた金額をはい、そうですかとそのまま払ったうちのメンツが立たんと、言ってるんや」


「こっちも、子供の使いやないんや、はい、そうですかと帰れんと、言ってるんや」


東谷組の頭と田乃倉の押し問答と、怒鳴り声が部屋中に1時間も響いてる、

中島が、じれて、


「こうなったら、喧嘩すれば、良いじゃないですか、喧嘩で2人が、死んだら、本家が動いて、東谷も、松田組の似の前にじゃないですか、ただじゃ死にませんけど」


田乃倉と東谷の頭が何を言い出すんだと言ゅ目で中島を見た。


中島は腹に挟んていた、チャカを出して、東谷の頭に向けた。その瞬間、回りを囲んでた東谷の組員が身構えた、咄嗟の事にチャカは、持って無かった。


「待ってくれ。分かった、払う」


「500万位で、たま、命を取られてたまるかい」


東谷の頭が500万と車代だと100万を別に出して田乃倉に渡した。


「田乃倉さん、あんたとこ、とんでも無い、若い衆が居るな、いきなり、チャカを抜く奴はうちにも、おらんで、冷たいのでも、食ってるのか、覚醒剤でも打ってるか」


「やってませんよ、島の人間は気が短いんです」


中島は応え、どこの出身だと聞かれて、出身地の島の名前を言ゅと、東谷の頭も納得した顔をした。松田組の最武力団体の組長のたま、上げた、殺した、ヒットマンの出身地も中島の出身だからだ。


車に戻ると田乃倉が


「なにを、考えてるんや、いきなりチャカを出しやがって」


「どうしてですか?」


中島には訳だが分からなかった


「チャカを持って行ったのは、喧嘩の為ですよね」


「アホか、駆け引きの為や、此方が命懸けやと、思わす為や、ほんまに、出す奴があるかい」


物凄い剣幕で怒られた


畑野のは2人の会話を聞いて、組に入れて正解だと思った、同時に上下関係が付いたと確信した。


夜に集金を頼んだクラブのオーナーに250万を渡してた、集金は取り半、集金の半分がヤクザの取り分になる


「良く、東谷組から、全額集金できましたね、3分の1でも出来たら良しとしよと思ってたんでしすよ」


「うちが、頼まれた集金を値切られた事は、ないですわ」


田乃倉が得意そうに、応えた


クラブのオーナーから礼だと接待を受けた、


「新しい若い衆ですか?」

オーナーから聞かれた田乃倉が


「そうです、ひと月前に若い衆したんですわ、うちで1番しっかりしてまして、後々には頭に仕様と鍛えてるんですわ」


オーナーに応えた。


横に付いたホステスが名前を聞いて来た、中島は、田乃倉を見た、言いで、目で応えた、オーナーとホステス達も、そのやりとを見逃さなかった、おう者になるオーナーとホステス達は一瞬で感じた。


中島の横の席の取り合いに成る

中島は、身長が160㌢顔も大きめ、足も短いほうだ、モテる要素が無いだが、

夜の商売をしてるオーナーや女性には色々とトラブルが付きまとう、そこで守ってくれる人が男が自然と必要に成る、夜の世界で働く女性やオーナーには、そんな嗅覚が鋭く成ってる、自己防衛本能だ。




















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