会社を首に成る人生甘くは無い
田舎者の中島に東京はカルチャーショックが余りの多すぎた。
人間の数が違い過ぎるのである
地下鉄から出てくる、湧いてくると言ゆ表現の方が正しい、
中島は見た事の無い人間の数に東京に来た事を後悔した。
俺は、此の街で生きて活けるのだろうか?不安しか、頭に浮かばない。
それでも、無事入社試験を通りコネ入社だが松東電気に入社はでき、社員寮に入り、希望してた開発部で無く販売促進部に配属されて会社員の生活が始まった。
高卒が一流企業に本社に配属されるのは奇跡だ、社内では社長の隠し子、いや、会長の隠し子だ、いや、大株主の隠し子だとか、噂が立ったが中島の耳には届かなかった。
4月、5月、6月と3ヶ月過ぎた、7月に事件が起きた、コネ入社させてくれた恩人が子会社に飛ばされたのである、
上司の専務が派閥争いに敗れて子会社に左遷されたのが始まりで、派閥の殆んどが飛ばされた
中島も例外では無かったが、噂のおかげで、直ぐに飛ばされる事は無かった、だが高卒で入社した事への嫌味のと嫌がらせの日々で、
とうとう、島根性で我慢強いできなくなるなり、課長ではなく部長を殴ってしまった。課長から
「明日から来なくて良い」
と、首に成った。
当然社員寮も追い出され、秋田には、帰れず、大阪に行く事にした。
販売促進部では大卒に負け無い抜群の成績表を発揮したが
部長を殴って首にされた人間を雇う会社は東京には無い。
中島は、こうして、大阪でヤクザの世界に足を踏みこんだのである




