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ココロ  作者: 紅
9/17

一歩前へ

4-2


飛鳥『嘘だろ...?』


飛鳥「なんであんたがいるんだよ。」


さっきまで見てた顔。

見てた人。

それが客椅子に座っていた。


幸「え、飛鳥君...?!ここって飛鳥君の家なの?!お父さんわかーい!いいなー」


飛鳥「ちげーわ!俺はここでバイトしてるだけ!」


幸「え?そうなの?」


飛鳥「そうだよ!なんでいるんだよ...」


意味がわからない...


幸「私は偶然ふらっと入っただけで...」


七紙「おや、知り合いだったんですか。ビックリしたー。」


飛鳥『わざとらしい...知ってるくせに。』


七紙「ゆきちゃん、偶然ではありませんよ。偶然なんてこの世にありません。すべて決まってるんですよ。」


飛鳥「またそれか...さっき客って言ってたけどここ何屋なんだよ。」


七紙「うーん...見てればわかります。

飛鳥君は私の後ろにいてください。

見てるだけでいいので。」


飛鳥「そうさせていただきまーす。」


幸「あのー...私はどうすれば?」


飛鳥『ごもっとも』


七紙「大変でしたねー...」


幸「はい?」


七紙「飛鳥くん。あなたの力の限界をみたい。力を見せていただけますか?」


飛鳥「...はい?」


見てるだけでいいっていっただろー!!


七紙「ゆきちゃん、不思議なことがこれから起こります。気にしないでください。」


幸の頭の上にはてなが見える...


幸「わ、わかりました。」


飛鳥「...はー。んで俺は何すればいいの?」


七紙「ゆきちゃんを見て思ったことを言ってください。」


飛鳥「...背が小さい。

うるさい。バカ。」


鋭い視線がこっちに来る。


飛鳥「だって店主が!」


七紙「はー。それはあなたがさっきまで思ってたことでしょ?あなたの能力使ってください。...人を見てください。」


飛鳥「それは契約違反じゃねーの」


幸『飛鳥くん怖い...本気でキレかけている。そんな顔..』



七紙「辞めたくなったら辞めて良いですよ?答えの半分を見つける一歩です。」


いつものにこにこ笑っている顔じゃなかった。

俺をまっすぐ見ていた。


飛鳥「...ちっ。わーたよ。ゆき。嫌いになったら、嫌になったら言えよ。」


幸「は、はい!」


------

続きはまた、

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