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ココロ  作者: 紅
8/17

一歩前へ

4-1


飛鳥『よし、初バイトか。』


家にいる時間が減る。それだけでよかった。


店主「はい、おかえり。委員会ですか。ま、図書なら丁度良かったんじゃないですか?」


飛鳥「はいはい、遅れてすいませんね。そしてあまり読まないでくれますー?」


店主「ま、読めるものは仕方がありませんよね。」


飛鳥「まーそうですけど。あ、仕事って何すればいいんですか?服装とか。」


店主「あー服は制服のままで結構ですよ。休みの日は私服で結構です。」


飛鳥「...時給っていつから?」


店主「今からですよ。」


飛鳥「なんか書いたりしなくていいの?タイムカード押したり...」


店主「あ、私アナログなんで。」


飛鳥「んじゃどうやって計算すんのさ。」


店主「計算は彼に任せてるんで大丈夫ですよ。」


飛鳥「彼って?他に人いんの?」


店主「人は飛鳥さん以外にいないですよ。今のところはね。隣の部屋って言えばわかりますか?」


飛鳥「あー...」


店主「彼は大丈夫ですから。早く荷物おいてきて。」


俺が困るのもわかるかな。

霊がなんでシフトを管理してるわけ。バカなのか。いるのは分かったんだよ。

空気違うもん。


隣の部屋に恐る恐る入った。

普通の霊みたいにまがまがしさはない。


霊「あーあなたが新人の。」


飛鳥「はい、よろしくお願いします...」


霊「そんな身構えなくていいよー(笑)」


飛鳥『身構えるに決まってんだろ...』


霊「私の名前は斎藤。店主に助けられてからここで働いているんだよ。」


飛鳥「店主に助けられた?」


それは興味がある。


斎藤「あれは私が地縛霊を...」


店主「無駄話ですか?斎藤さん。飛鳥君も早く来て、お客さんだよ。荷物はそこの二つあるロッカーの右側使って。名前かいてあるでしょ。斎藤さん記録お願いしますね。」


斎藤「はい、七紙さん」


飛鳥『ちっ聞きたかったのに...ん?』


飛鳥「七紙って店主の名前ですか?」


斎藤「そうですよー。本当の名前なのかはわかりませんがねー。」


飛鳥『ふーん...』


知りたいことが1つ減った。


飛鳥『んでここにいれればいいんだっけ?ってあれ?これ...』


飛鳥『まさか...ね?』


七紙「飛鳥くーん早くー」


飛鳥「はいはい、わかりましたよ!」


隣の部屋に戻ると俺は驚きを隠せなかった。





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続きはまた、

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