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ココロ  作者: 紅
6/17

出逢い

3-1


父親「おめえ何考えてんだ!」


下の部屋でまた騒いでる。

のんだっくれの親父。

俺は小さいときに離婚している。

生まれたときの名字も知らない。

本当の父親の顔も名前も知らない。


知る気もない。


人なんてそんなもんだろ。

できておろす根性なくて。

産んだは良いものの結局捨てる。


再婚したのは五歳。

母親が俺を産んだのは18の時だ。

今の俺は15。


ずっと虐待を受けてきた。

ずっといじめを受けてきた。


人を信じれない、助けて。

そんなこと言う気もないし

思ってもいない。

俺はこのまま一人で生きていく。


飛鳥「あーあの店主もこの家庭環境に気付いてるんだろーなー」


にしても不思議なやつだ。

なんか昔から知ってる、そんな感じ。

あそこは何屋なんだろう。

そういや店主の名前も知らないし

知らないことだらけ。


飛鳥「...明日聞こ。」


そんなことを思いながら眠りについた。




幸「ねー!飛鳥くん!」


飛鳥『うっせーな...』

飛鳥「何?」


幸「何じゃないよ、委員会!」


今は学校。午後の授業で委員会を決めてたところ。

めんどくさいったらありゃしない。

なんでもいいんだっつの。


幸「めんどくさいとか思ってるんでしょ!もう残ってるの図書委員だけだけどいいですか?」


耳元でうるさいなー...


飛鳥「はい、だいじょーぶです。」


幸「よし!

はい、皆さんお待たせしましたー。これで全委員会が決まりました。」


飛鳥『あーめんどくさい...』








飛鳥「んで、なんでこうなるの。」


幸「...話聞いてなかったでしょ。」



---15分前---


放課後店に向かおうとした矢先。


幸「やっぱり。委員会の集まりあるからねってさっき言ったよね?」



飛鳥「...はい。」


幸「聞いてなかったよね?」


飛鳥「...はい。」


幸「はい、行くよ。」


飛鳥「...はい。」



こうして図書室に連行された。



---

続きはまた、

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