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ココロ  作者: 紅
2/17

始まり

タイトル【ココロ】

1









いらっしゃいませ


お客様はどのようなご相談で?


客「いえ、興味があっただけで...」


あなたがこのお店に訪れたのは偶然で必 然。


ご相談したいことがおありでわ?


客「そういえば....」


客「彼氏の浮気が、いや、まだ決まった 訳じゃないんですけど...」


店主「なぜ浮気だと?」


店主はこんな話を聞きながらもにこにこ しながら聞いていた。 だが、嫌な気はしない、そんな笑い方だ った。


客「いつもは携帯を隠しながらなんて操 作しないんだけど。昨日の夜は」


店主「操作してた」


客「はい。些細なことなんですけど気に なって...」


店主「では、見てみますか?」


客「え?」


店主「彼氏さんが携帯で何を操作してた かをです。」


客「あの、どう言うことですか?」


客はよく言ってることは分からなかった 。


店主「んー見たいか見たくないか、どっ ちなんですか?」


客はよくわからず、


客「はい...」


店主「分かりました、では、目をつぶっ て。」


目をつぶると店主がこっちの方に歩いて くる。


店主「あ、目を開けないで下さいね、死 にますから。」


え、と反応する前に頭を触られた。 すると


客「え...私?と彼氏...」


言葉にすると客の部屋に府幽霊のように 客が漂っていた。 店主が頭の中に話しかける。


店主「これは昨日の時間。見たいならば のぞけばいい。嫌ならば目を開ければ帰 れるよ。」


客「なに、これ...」


店主「さーのぞくの?のぞかないの?」


客「見て、見る。」


すると、


<記念日デートに最適特集!>


ページをどんどんめくって


何回もめくって


<ワイン特集>


客「私が好きなお酒...」


<記念日サプライズ!~ケーキなどいか がですか?写真もお取りします!一生の 思い出を~>


すると彼氏が小さな声で


彼氏「これだ」


客「なんかいった?」


彼氏「う、ううん、なんでもない!」


客「そういえば、昨日なんか慌てたな。 」


思い出してふっ、と笑いが出た。


そして


<予約>


このボタンを押した。

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