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第4話パート3

激しい爆発音が、辺りに響き渡る。

「……!!……!!」

レジェンディールは狼狽した。

アモンの斬撃を受けても意に介さなかった筈が、受ける事すら出来ずに回避に回っている。

「どうやら坊達、見つけたようだね」

宙を見上げ、救世は呟く。

「何故だ!?……十年以上に渡り練り上げ完璧に構築して来た筈の計画が、何故!?」

「んー、詰めの甘さとか杜撰さとか色々理由は存在するけど、一番の理由は……」

救世は口角を吊り上げ、言った。

「私と彼がいた事だね」

「!! おのれおのれぇ!!」

レジェンディールは羽を羽ばたかせ、鱗粉をアモンに浴びせる。

鱗粉は付着した瞬間爆発を起こす。

が、彼の体には傷一つ付かない。

「……!!」

迫る彼に気圧されるレジェンディール。

跳躍し、空高く飛翔、

「俺はここで終わりはしない!!」

光弾の雨をアモン達目掛けて降らせ、

「対妖連合と龍帝軍を掌握し、宙制集の頂点に立ち、俺は!!」

刀を逆さに持ち替え、

「全世界を支配する神となるのだぁ!!」

標的目掛けて急降下した。

「……神、神だと?」

降り注ぐ光弾を粉微塵に斬り裂き、レジェンディール目掛けて跳躍するアモン。

「ならば再び告げよう!!」

二つの刀身が、標的目掛けて迫る。

「吾アモン!! 万物万人の調停者にして!!」

すれ違う両者。

一瞬の静寂。

そしてーー

「がっ……!!」

逆袈裟斬りにされ、崩れ落ち消滅してゆくレジェンディール。

「神を斬り滅ぼす者也」

刀を消しながら静かに降下し、吾紋へと姿を変えるアモン。

対象的な二者を、救世は笑みを浮かべ、眺めていた。

崩壊する異空間の中で。

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