○第56話~カラカラ砂漠①~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
アキ達が話し合った結果、アキ達5人とユート達2人に別れて探索する事となり、まずアキ達はカラカラ砂漠に、ユート達はエルメス遺跡群へと向かう事が決まった。
「じゃあそう言う事だから気を付けて行こうな。」
「「「「「「はい!!」」」」」」
こうして『癒やしのグラス』の捜索が始まった。
sideアキ
馬車に揺られる事2日間、漸く目的地のカラカラ砂漠へと辿り着いた。
カラカラ砂漠は一言で言うなら砂の海。分かりやすく言うならば教科書に載っている写真のサハラ砂漠と言う感じである。
「とりあえずまずはこの町で情報収集かな。」
アキはう~んと伸びをしながら馬車を降りた。
─ ここはカラカラ砂漠にある唯一の町にしてオアシスである『銀砂の町』ドラド。ここから先に行く為にもまずはここでの情報集めは重要となってくるだろう。
「とりあえず一旦自由行動してお昼にここに集合しようぜ。」
「うん。とりあえず手分けして集めた方が早いもんねぇ。」
アキはトキヤの提案に頷いた。
「せやな。それがええと思う。」
「同感。」
「ついでにブラブラ出来て一石二鳥だもんねぇ~。」
ルーナ、ソフィア、シャルロッテも異存は無いようだ。
「んじゃ、解散!!」
「「「「お~う♪」」」」
こうしてアキ達は別行動をする事になった。
「何か情報は手に入ったか?」
合流したアキ達は近くにあったレストランに入り情報を伝えあった。
「私はカラカラ砂漠を進むにはこの『防砂のゴーグル』が必要らしいって情報を手に入れたよ~。」
アキはインベントリからスノーゴーグルのような物を取り出し皆にみせた。
「私はカラカラ砂漠を探索するなら『ラクダ』を借りなさいって言われたよ。何でも歩いて探索なんて無理なんだってさ。」
「私は『流砂』に気を付けなさいって言われたで~。」
と、報告するソフィアとルーナ。
「私が行った図書館にあった古書によると、この辺りには古代に栄えた文明があったらしいのよ。で、ここから結構先だけど『カラカラの三大ピラミッド』って言う遺跡があるらしいんだけど、そこなんて何か怪しそうじゃない?」
「最後に俺だな。俺はカラカラ砂漠に行くなら『防砂のローブ』を着ていけって言われたぜ。なんでも耐熱耐寒に優れたその装備が無いと進むのに苦労するらしい。」
と、シャルロッテとトキヤも報告を終えた時
「お待たせしました~。『特製ビーフカレー』5つお持ちしました。」
と、接客の女性が注文した料理を持って来てくれた。
「あ。注文した料理来たよ♪」
「わぁ~美味しそう♪」
「カレ~だカレ~だ♪」
「美味しそうだな。」
「早速頂きましょう♪」
こうしてアキ達はお腹を満たした後、スキルや装備を調え、ラクダを借り、『カラカラの三大ピラミッド』を目指すのであった。
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