○第6話~グリーディア大迷宮③~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
アキがグリーディア大迷宮に入って数日、アキは今、最下層へと来ていた。
どうやらグリーディア大迷宮は30Fが最深部のようで、その証拠にボス部屋へと続いていそうなとても豪奢で重厚な扉が目の前にある。
現在アキのレベルは丁度レベル20。ここまでに結構な数のモンスターを倒したし、ソロだと経験値も沢山貰えるからまぁ、そんな物だろう。
「さて、ボスに挑みますか。」
ギィィィィィ…。
重厚な扉を開けるとそこには二つの頭を持った巨大なカラスが鎮座していた。
「えーっと…。『解析鑑定』!!」
ピロン♪
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◦名前:マモン
◦種族:魔神 Lv.2
◦職業: ???Lv.???
◦レベル:20
◦HP:150/150
◦MP:120/120
◦状態:健康
○スキル
◦スキル
・闇魔法Lv.2 ・飛翔Lv.3
◦EXスキル
・???
◦ユニークスキル
・ユニークスキル:強欲Lv.???
◦コモンスキル
・コモンスキル:???
○称号
・【強欲の魔神】・【七大罪】
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へぇ~マモンって言うんだ。強欲の悪魔と同じ名前だね。
「ピヨォォォォー!!」
アキとの戦闘が始まるとマモンはけたたましい鳴き声と共に黒い羽根をアキへと飛ばしてきた。
「うわっ!えーっと『火球』!!」
アキは少し焦りながも『火球』で羽根を相殺した。
「お返しにこっちからも行くよっ!『火球』!!」
「ピヨォォォォー!」
マモンは『火球』を避けようとするも多数飛来するそれを避けきれずくらってしまった。
「ピヨオォォッ!!」
マモンは翼を羽ばたかせ黒いエネルギー球、『闇球』をアキに向けて放った。
「うわっ!えぇーい!『短距離転移』!!」
青白い光に包まれたアキは少し離れた場所へと移動していた。
「『火球』!『水球』!」
ドドドドドド!!
『火球』と『水球』の雨がマモンを襲う。
「キョアァァァー!!」
いくつも直撃したマモンは苦しそうに鳴いた。
そして体制を立て直したマモンはキッとアキを睨みつけると物凄いスピードで突進してきた。
「テレッ…。キャアー!!」
アキは『短距離転移』が間に合わず吹き飛ばされた。
「つっくう…。『火球』!!」
ドガァッ!!
「キョアァァ!!」
『火球』の直撃受けてマモンは壁に激突した。
「ハァ…。ハァ…。『回復』。」
パァァァァー!!
緑色の光がアキを包み込みHPを回復させた。
「ピヨォォォォォォー!!」
激昂したマモンは赤黒い光を纏いながらアキへと突進してきた。
「来いっ!!」
アキは杖をグッと構えるとカウンターの要領でそのまま杖をフルスイング!!
スッコォォォォォォォォォーン!!
と気持ちいい音と共にマモンを吹き飛ばした。
そして、壁へと叩き付けられたマモンは青白い光となって消滅した。
パッパラパッパッパッパパー♪
ボス撃破のファンファーレが鳴り響いた。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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