○第55話~探索!セカンディア大陸~
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
面倒そうだが、EXクエストならまぁ受ける価値があるかなぁ。と、国王ガレリアンの依頼を受けることにしたアキ達は現在、王宮の一室にいた。
「まさかこの一室を滞在中貸して貰えるとはねぇ~。」
と、豪華な布団にボフリとダイブし、とろけた笑みを浮かべるソフィア。
「せやなぁ♡」
「そうだねぇ♪」
と、同じようにとろけているルーナとシャルロッテ。
─ 実はガレリアンから依頼を受けて貰うお礼のひとつとしてこの一室を宿として自由に使って良いと許可を得ていたのだ。
「はしゃぐのは良いけど、そろそろログアウトして明日からの探索に備えようよ。」
と、アキは溜息をつきながら与えられたベッドに腰掛けていた。
「「「は~い♪」」」
と、ニコニコと笑いながらソフィア達は布団に潜り込んだ。
次の日、ログインしたアキ達がとりあえず今後の捜索予定を立てようと書庫へと向かっていると
「あれ?ギルマス達じゃん。」
「あ!本当だ!やっほ~♪」
と、声を掛けてきた男女の2人組がいた。
─ ユートとミザリーだ。
「あ…。ユート君!ミザリーちゃん!どーしてここに?」
「!!ユートにミザリーじゃねーか!どうしてこんな所に居るんだ?」
アキとトキヤは目を丸くしていた。
─ 何故2人が王宮内に居るのだろうか?…。アキ達全員が疑問に思っていた。
「ギルマス達こそどうしてここに?因みに俺達は国王陛下からのクエストを受けたからだせ。『癒やしのグラスを入手せよ!』ってやつだ。」
「受けたらここを拠点として貸して貰えたの。」
ユートとミザリーはそう答えた。
「へぇ~。俺達と同じだな。俺達も同じクエストを受けたんだ。」
「そっか~。だったら私達と情報交換しない?私達、結構いろんな場所を調べてきているからお互いに手間が省けるとおもうんだけど…。どうかな?」
ミザリーはそう提案した。
─ 実際、ミザリーの言う通り手間が省けるので願ったり叶ったりなのだが…。
「願ったり叶ったりだが、俺達から提供出来るような情報は無いぜ?なんせ昨日来たばかりなんだ。」
「別に構わないわよ。見た所を教えて別々の場所を探すた為の情報交換だもの。良いでしょ?ユート。」
「俺も賛成だ。」
ユートはコクリと頷いた。
トキヤ達と合流したユート達は書庫に到着すると、かなり大きな紙を机に広げた。
広げられた紙にはオーストラリアのような図形といくつかの名前と×印が書かれていた。
─ 恐らくこれがセカンディア大陸の全体像なのだろう。
「これが俺達が入手したセカンディア大陸の地図だ。」
ユートはそう言うと地図に書かれた×印を指差した。
「この×をつけている『イトリア森林』や『ミストレア遺跡』とかは既に探索した所だ。て、後行ってない所はココとココと…。」
ユートが示したのは4ヶ所
◦東の先 ─ カラカラ砂漠
◦西の先 ─ ロレンス山脈
◦北の先 ─ エルメス遺跡群
◦南の先 ─ アルカディア海底遺跡
アキ達はこれからこの4ヶ所を探索する事になる。
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